「だから製作会社を始めたの」 女優マーゴット・ロビーの情熱 プロデューサーとして女性制作者を支援
「#MeToo」や「Time’s Up」といったムーブメントが起こってから約2年半が経ち、ハリウッドにおける女性の扱いに変化を感じるというマーゴットは、男女の不平等を訴える段階から、さらに一歩前進していると話す。「スタジオとか投資家とか、お金を持っている人々が(ただ話すだけじゃなく)女性たちに投資していくようにならない限り、何も変わらないわ。私たちは、常にそういうアジェンダを押し続けないといけない。だから私たちは製作会社を始めたの」と、これからの課題と、それに立ち向かう意志を語った。ちなみに彼女の製作会社では、女性脚本家たちを支援するプログラムを始めたところだ。
■シャーリーズ・セロンと意見交換
現在ハリウッドでは、シャーリーズ・セロンやリース・ウィザースプーンなど、プロデュース業に進出する女優が増えている。シャーリーズとは、彼女がプロデュースした『スキャンダル』で共演し、『アメリカン・レポーター』で共演したティナ・フェイもプロデューサーとして活躍する女優の一人。「一緒に仕事をした多くの女優に尋ねたわ。シャーリーズに初めて会ったとき、彼女の会社がいろんなことに対してどのように対処しているのか。女優としての仕事と、プロデューサーとしての仕事のバランスをどうやって取っているのかの話を聞いた」という。「私はいつでもだれにでも貪欲に尋ねるの。私自身、学ぶことが好きだし、学ぶべきことがたくさんあるのよ」と話す彼女。マーゴットには、スクリーンの外にも心強いガール・ギャングがいるようだ。(取材・文:寺井多恵)
映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』は公開中。
映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』本編映像<カーチェイス編>
(C) 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics
(C) 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics
映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』メイキング映像
(C) 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics
(C) 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics
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