アンジュルム・船木結、2回の卒業延期でも前向きに「伝説になったかな」 <インタビュー前編>
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■ラストシングルでも、卒業は「実感がまだない」
8月26日にリリースされるアンジュルムの最新シングルは、船木にとってアイドルとして最後の参加作品となる。レコーディング当時は「いつもどおりで実感がわかなかった」と話しながら、リリースが近づいた現在の心境を明かす。
「ブースで歌を収録した当時、ディレクターさんが『これが最後なんだよね』とポツリとつぶやいていたのは覚えています。でも、メンバーはふだんのままで、どこかフワッとしていたような気もして。不思議なんですよ。実感がまだないのが正直なところで、卒業していった先輩方が『ラストシングルになります』と言っていたのが、自分の番になったのかと思うものの、卒業コンサートの予定も立っていないので『いつやねん。それ言うの!』と思っているのが本音です(笑)」。
昨年12月に中西香菜、そして今年3月に室田瑞希が卒業し、8人体制となってからの初めてのシングルに「自分自身の最後ではありながら、アンジュルムとしては始まりを感じさせてくれる」と印象を語る船木。
「自分たちの意気込みもやはり異なりました。1曲目の『限りあるMoment』はアンジュルムならではの戦闘態勢をかもし出す力強い曲で、MVの炎をバックに踊る自分たちの姿が、アベンジャーズのように『カッコいいな』と思いました。
スマイレージ時代から通算28枚目となる
アンジュルム新曲「限りあるMoment/ミラー・ミラー」<通常盤A>
もう1つの曲『ミラー・ミラー』は、アップテンポな曲調だけど、あまのじゃくな部分であったり女の子の心の揺らぎがにじみつつも、軽快に踊るギャップが面白い曲ですね。曲名に『ミラー』とあるとおり、左右4人ずつに分かれたメンバーの対称的なフォーメーションも特徴的で、1曲の中で左右対称の振り付けを覚えなければいけないのが脳トレみたいで苦労したんですけど、私たちのクールさを味わってもらえるはずです」とラストシングルの見どころをアピールした。(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:ヨシダヤスシ)
アンジュルムの最新シングル「限りあるMoment/ミラー・ミラー」は、8月26日発売。船木結インタビュー後編は8月25日公開予定。