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乃木坂46・齋藤飛鳥、周囲の評価に「怯えることもあった」

映画

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齋藤飛鳥

乃木坂46

■撮影を通して深まった山下、梅澤との仲

 本作の撮影までは、共演した後輩の山下や梅澤と「ほとんど話したことがなかった」と明かした齋藤。しかし、今ではグループのレギュラー番組『乃木坂工事中』(テレビ東京系/毎週日曜24時)や、6日に行われたオンライン配信イベント「第31回マイナビ 東京ガールズコレクション(TGC) 2020 AUTUMN/WINTER ONLINE」などで“映像研トリオ”とフィーチャーされるほど、3人の絆も深まっている。


 「この作品でお互いについて、初めて知ることも多かったです。だからこそ距離も縮まったし、映画内の関係性がその後も現実には生きていて、信頼し合っているからテレビ出演のときもイジり合って、上下関係を気にすることなく対等に接することができるようになった気がします。

 生まれた年は違うけど早生まれの梅澤とは学年が一緒で(※齋藤が1998年8月生まれ、梅澤が1999年1月生まれ)、山下は1つ年下なんですけど、撮影中も仲良くなるためにあえて頼ってみたりしていたら、すっかりそれが染み付いちゃって。こうしたインタビューを3人で受ける機会も増えたんですけど、難しい質問のときは梅澤をジーッと見ていたら答えてくれたり(笑)。妹のような感じでかわいがってくれているのか、ずいぶん仲良くなれました。

 山下は、浅草だけ明らかにセリフ量が多い場面で、私がNGもなくオッケーが出るたびに『やっぱり、さすがっすわ!』と話し掛けてきて。褒められているのに『本気で思ってる?』と聞きたくなるような感じで声をかけてくるんです(笑)。撮影現場で好きな干しイモを食べていても『やっぱり干しイモを食べてるからそんなにスタイルいいんですね。すごいっすわ!』と言ってきたり、ほとんどの会話がそんな感じでしたね」。


 先輩と後輩の垣根を超えられた一方、撮影中には山下と梅澤に支えられた場面もあった。

 「そんな2人ですけど、梅澤は本読みの段階ではぎこちない部分があったのにもかかわらず、本番に向けて金森をしっかり仕上げてきていたことに根っからの真面目さが出ていたし、山下もスタッフさんと上手にコミュニケーションを図りながら現場を盛り上げてくれていて、2人の存在に助けられていました」。

■めちゃめちゃ褒められたいタイプです(笑)


 メガホンを取った英監督は、齋藤いわく「ちょっと人見知り」。齋藤が、浅草を演じるときに着用しているウイッグを取り、“齋藤飛鳥”に戻った瞬間には「ああ、もうしゃべれない」「もう浅草じゃない」と人見知りを発揮していたそうだが、それは自身の手応えを感じる瞬間でもあったという。

 「英監督は、浅草のウイッグを付けているときだけ同級生のようにくだけた感じで話しかけてくださったんです。でも、浅草でなくなった瞬間に態度が変わったのは、役柄になりきっていたときはきちんと彼女として見てくれていた証拠だと思うし、自分が満足に演じられていなかったらそうはならない気もして。少しでも監督が思う浅草に近づけていたのかもしれないと思うと、良かったのかなと思います」。

 監督は「褒めて伸ばすタイプ」で伸び伸び演じられたという齋藤。「ちなみに褒められたいタイプ?」と尋ねると、笑顔で答えてくれた。「めちゃめちゃ褒められたいタイプです(笑)」。(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:ヨシダヤスシ)

 映画『映像研には手を出すな!』は9月25日より全国公開。

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