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『逃げ恥』那須田P、新作サブタイトル「ガンバレ人類!」に込めた思い

エンタメ

『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!』場面写真
『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!』場面写真(C)TBS

 女優の新垣結衣と俳優の星野源が共演する『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!』(TBS系)が、来年1月2日に放送。社会現象化するほどのブームを巻き起こした連続ドラマの放送から4年。プロデューサーを務める那須田淳氏に、続編に込めた思いや撮影現場での新垣や星野の様子を聞いた。 

【写真】4年経っても変わらないガッキーのまぶしい笑顔!

★“今、起こっていること”をテーマにするのが『逃げ恥』

 海野つなみの同名漫画を実写化し、2016年10月期に放送された『逃げるは恥だが役に立つ』。「職ナシ」「彼氏ナシ」「居場所ナシ」の主人公・みくり(新垣)が、恋愛経験のない独身サラリーマン・平匡(星野)と「仕事」として契約結婚。「夫=雇用主」「妻=従業員」の雇用関係で恋愛感情を持たないはずが、同じ屋根の下で暮らすうち、妄想女子とウブ男は徐々にお互いを意識しだすというラブコメディーだ。

 「続編は、連ドラが終わった後からイメージしていた」という那須田P。「『逃げ恥』は『生き方の多様性』をテーマにしていました。連ドラでは、いろんな生き方のヒントになるようなことを描けたと手応えを感じていて、2人が結婚した後も描いてみたくて。あと、僕自身も2人がどんな結婚生活を送るのか、見てみたかったんです」と続編制作の意図を明かす。

『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!』での新垣結衣と星野源(C)TBS
 新春スペシャルドラマでは、みくりと平匡が本当の結婚を決めた連ドラ後の生活を描くが、脚本は原作の10巻と11巻をもとに前回と同じく野木亜紀子が担当。「ドラマ化するにあたり、野木さんとは、妊娠、出産など、結婚の先にどんな夫婦にも起こりうることを『逃げ恥』らしい視点で丁寧に描くこと、また、今の日本の現状も反映させたいという話はしました。今、現実に起こっていることをテーマにするのは『逃げ恥』の良い部分。野木さんから提案もありましたし、僕らも考えていたことでした。4年のブランクを感じず、生産的な議論ができ、『逃げ恥』の世界観にすっと入れたのは印象的でしたね」と感慨深い様子で明かし、「現在進行形で起こっている話なので、これが放送される時にどうなっているかも想定して丁寧にいろいろなことを調べ、お話を紡いでいきました」と回顧する。

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