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石原さとみ 母の病気きっかけで、家族との関係に変化

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■岡田惠和作品は「託してくれる」

 『人生最高の贈りもの』は、人気脚本家・岡田惠和によるオリジナルドラマだ。石原にとって、初の岡田脚本となったが、実はかねてからのファンだったという。


 「いち視聴者として、どんな脚本なんだろうと気になっていました。いろいろな作品がありますが、どれも何か温かくて、クスっと笑えて、リアリティーがあるのに、ファンタジーの感じもある。岡田ワールドが強く押し出されているというよりは、世界観がしっかりしている印象。いつか出たいとずっと思っていたんです」。

 そんな岡田の脚本を受け取ったときに感じたのは、演じる者に“託す”感覚だった。

 「演者に任せているというか。文字じゃなくて、“人が先行”な感じがとても伝わりました。引っ張っていってくださる感覚の強い脚本もすてきですが、岡田さんの脚本は、託してくださる感じ。愛を感じましたし、撮影現場もとても温かかったです」。


 脚本はコロナ禍の前に書かれ、撮影も2019年の秋に行われた。現在のような世の中になるとは誰も予想しなかった頃だ。

 「今、これまでの当たり前が、どれだけありがたく幸せなことだったのか、実感している人が多いと思います。一緒にご飯を食べて、本を読んで、散歩をして。当たり前のことが、どれだけ尊くて愛おしいことなのかが伝わる作品だと思います。温かい気持ちになってもらえたらうれしいです」。(取材・文:望月ふみ 写真:曽我美芽)

 新春ドラマスペシャル『人生最高の贈りもの』はテレビ東京系にて1月4日20時放送。

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