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ゴジラ新作アニメ主題歌を歌うBiSH、改めて感じる6人でいる強さ

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■約1年ぶりの有観客ツアーを完走した思い

 本作のほか、4月スタートのドラマ主題歌など、多くのタイアップ作品を担当する一方で、ライブに情熱をかけるBiSH。

 コロナ禍の影響による無観客配信ライブを経て、昨年12月24日には、332日ぶりに国立代々木第一競技場 第一体育館で有観客の単独ライブ「REBOOT BiSH」を開催。そして、3月17日には、彼女たちの所属事務所・WACKのアーティストたちによる全国ツアー「WACK TOUR 2021 “TO BE CONTiNUED WACK TOUR”」を完走した。


――3月17日に全国ツアーを終えたばかりの皆さん。昨年行われた332日ぶりの有観客ライブを経たツアーの感想は?

アイナ:昨年から満足に外へ出られなくなり、そこから1年ほど経っても、まだ解放的に生きられる世界ではなくて。清掃員(ファンの愛称)の皆さんも、きっと、平日は一生懸命に働いて週末にはライブへ通えていた生活が変わってしまっただろうし、ツイートを見ながら「生きてるんかな」と不安を覚えていたので、会場で会えたのがうれしかったです。「生きててくれて、よかった」みたいな。すごく安心したし、誰かの生きがいでいられるうちにもっと頑張りたいと再確認できました。

チッチ:会場のキャパシティは通常の半数でしたけど、お客さんを前にしたライブをできたこと自体が幸せでした。全国ツアーでは、ほかのグループもいるからこその緊張感もあるし、セットリストの組み方を工夫する楽しさもあって。約1年ほど有観客ライブ自体ができなかったのもあり、それまでのBiSHと今のBiSHをつなぎ合わせるためにも、全国ツアーは大事な時間でした。

セントチヒロ・チッチ
モモコ:無観客ライブと比べて、やっぱり、同じ空間に人がいるのといないのでは違うと感じました。昨年から現在までは、音楽が素晴らしい以前に「人って素晴らしい」と気付かされた1年でもあったし、人と触れ合う良さをかみ締めていました。

ハシヤスメ:素直に、ライブが開催できてよかったと思いました。ちょうど昨年、全国ツアーを回っている最中に有観客ライブができなくなり、無観客ライブしかできない期間が1年ほど続いて。清掃員の皆さんやWACKのメンバーと会えてホッとしたし、みんなが無事であるのを確かめて安心できたのが何よりでした。

リンリン:全国ツアーは、昨年までの有観客ライブとは空気も違いました。初めのうちは、マスクを付けた客席を見ながら「みんな何を思っているのかなぁ」と考えていたけど、日が経つにつれて慣れていきました。会場では、思いやりと思いやりがぶつかるような優しさを感じていました。

リンリン
アユニ:以前は生活の一部としてライブがあったけど、コロナ禍になってからは、今を生きている人たちがいろいろなことを考えていることに気が付いて。みんな、たくさんの困難にぶつかりながらも乗り越えた1年だったと思うので、同じ空間で好きな音楽を楽しめる時間を作れたのは本当に貴重でした。会場へ来てくれたお客さんも、足を運ぶべきか悩んでいただろうし、全国ツアーの場所にいたすべての人に「乾杯」と言いたいです。

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