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内田有紀、期待されるイメージに葛藤した過去 憧れ続けた悪女役に45年の人生をぶつける

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■「一歩、一歩、憧れに近づけている」苦しくとも立ち上がる、女優業の醍醐味(だいごみ)とは?

 葛藤する中では「このお仕事をやめたい」とくじけそうになったこともある。「20代のときには一度退いてもいますし、さまざまな経験を経て、そういった時代があるからこそ、自分の人生を寄り添わせながら演じるような、多面性のある役もいただけるようになったのかなと思います」と歩いてきた道すべてが女優としての力になっているという。


 大河ドラマ『西郷どん』で芸妓役をしなやかに演じたのも印象深く、本作の相子役を通しても「一歩、一歩、憧れに近づけているような気がしています」とまさに実りのときを迎えている内田。

 今は「お仕事をする上で“遊び”を探している」とも。「年齢を重ねると、だんだん失敗できなくなりますよね。私も45歳になって、結果を出さなければ“今までなにをしてきたの?”と言われてしまうような年齢です。怖いですよね。この時期を乗り越えたら楽になるのかもしれませんが、多少の遊びを作りながら仕事と向き合うことがベスト」と話す。そんなときに背中を押してくれるのが先輩の存在で、兄妹役を演じた『最後から二番目の恋』(フジテレビ系)に続いて、本作では愛人役として共演を果たした中井貴一からは「ものすごく刺激をいただいています」と語る。


 「貴一さんは、“年齢を重ねたら、セリフも少し話すだけでよくなって、もっと楽に仕事をできるんじゃないかと思っていた”とおっしゃっていて。でも本作で一番セリフが多いのは貴一さんなんですよ」と苦笑い。「貴一さんは“いつも苦しい道を選んできた”、さらに “でもそんな道を歩んできた自分を、ちょっといいかなと思っている”とおっしゃる。ものすごくすてきですよね。私もそうありたいなと思います」。

 「女優業は厳しい仕事」と生みの苦しみを実感しつつも立ち上がるのは、「一人でも、誰かの力になれたり、少しでも心を動かせるようなお芝居ができたら、ものすごく幸せ」と伝えることやつながることの尊さを感じているからだ。


 「以前、女同士のバトルを描くドラマに出ていたときに、ある女性から“毎週楽しみで、欠かさず観ています”と声をかけていただいたことがありました。小籠包を食べている途中だったんですが、“本当ですか!?”と喜びすぎてTシャツにタレをこぼした姿をさらしてしまいました(笑)。涙が出るほどうれしかったです。若い頃はなかなか深く物事を捉えきれない部分もありましたが、年齢を重ねたことで、より人のありがたみが身に染みて、作り上げたものが届いているということが、ものすごくうれしいと思うようになりました。歳をとるという価値を感じられることが幸せです」としみじみ。どの言葉からも女優として生きる責任感と喜びが溢れ出す。今の内田有紀だからこそ演じられた悪女、相子の登場がますます楽しみになった。(取材・文:成田おり枝 写真:高野広美)

 『連続ドラマW 華麗なる一族』は、WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて4月18日より毎週日曜22時放送、配信スタート。全12話(第1話無料放送)。

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