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加藤ローサ、結婚・出産を経た10年ぶり地上波ドラマで「家庭内の序列を上げたい」

ドラマ

◆デビュー20周年「周囲の人に恵まれてラッキーだった」 

 今年デビュー20周年を迎えるが、「え!そうなの!? 今初めて知りました(笑)」との反応。「めちゃめちゃラッキーで周りの方に支えられた20年でした」と率直な感想が返ってきた。ターニングポイントも「めちゃめちゃたくさんある」そうだ。「まずは事務所に入ったこと。志村けんさんの花嫁を探そうというコンテストに応募してグランプリをいただいたのですが、その様子を見た事務所の方に連絡をいただきデビューすることができました。

 『ゼクシィ』のCMもターニングポイントでしたね。雑誌の撮影の合間にオーディションを受けたのですが、白い胸元のあいた服という指定があったのに、うっかり忘れて黒いタートルで行っちゃって(笑)。制作会社の方が走って買いに行ってくださった服を着てオーディションを受けたところ、合格できたんです。ラッキーですよね…。いまだにその時の服はとってあります。捨てられないです」。

 その後、女優デビューも果たし忙しい毎日を過ごしたが「あのころは毎日消化するのに精いっぱいでした。恵まれすぎちゃって1つ1つを大事にしていなかったわけじゃないですが、大事にする余裕がなかったです。結婚・出産で休んだ時期を経て、お仕事をやるかやらないか自分で判断して過ごす今の環境はすごく幸せ」と語る。

◆仕事にも意欲「家庭内の序列を上げていきたい(笑)」

 今回10年ぶりの地上波ドラマ出演となるが、今後の活動についてはどう考えているのだろう?「ドラマの現場は一番好きなお仕事なので細々とでも続けていけたら。10年間家族をサポートするほうでやってきたので、“自分の人生”じゃないですけどこれからはシフトチェンジで。家族をサポートするのも私の人生なんですけどね」と思いを明かす。

 「『ママがやればいいじゃん。俺たちの世話をするのは当然でしょ』みたいな、家庭内の序列が低いのを変えていかないと(笑)。私も社会に出て、“君たちの世話以外にも必要とされているんだぞ!”と子どもたちや夫にアピールして、“最強だね、お母さん!”みたいになっていきたいです。今回の出演を子どもも喜んでくれていて、応援してくれています。私のおなかを触って『こんなぷっくりしてたらドラマとか出ちゃいけないと思う』って言ったりするんです(笑)。気を引き締めてやらなくちゃ」。

よるドラ『きれいのくに』メインビジュアル(C)NHK
 家庭と仕事のバランスが取れ、自分で考えたペースで日々の生活に臨める現在のスタイルが合っていると笑顔を見せる加藤。内面の充実が輝きとなり、女優として女性としてますます魅力的になっていく彼女の活躍から目が離せなさそうだ。(取材・文:編集部)

 よるドラ『きれいのくに』は、NHK総合にて毎週月曜22時45分放送。

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