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剛力彩芽「結婚願望は28歳になってぱったりなくなった」 理想は“両親のような夫婦”

映画

■女優業10年目の覚悟と喜び。そして結婚観を告白!

 剛力の笑顔を見ていても、充実ぶりがひしひしと伝わる。「“表現する”というこのお仕事が大好きなんです」と女優業含め、表現者として生きる道は「天職だと思っています」と力強く語る。「5歳からダンスをやっているんですが、ステージの上に立ってお客さんの笑顔を見たときに、“自分の気持ちを伝える方法はこれだ!”と確信した。いつも舞台裏では緊張して、“無理だ、吐きそう”とか言っているんですけれど、表に出てしまったら“楽しまないと損! 私を見て!”って思っちゃう(笑)」。


 常に、良いタイミングで“転機”と思える出来事に恵まれている。剛力は「7歳でモデルになりたいと思って、10歳で芸能事務所に入ることができて。オーディションを受けても落ちてばかり…という時期もありましたが、そのすべてが自分の糧になっています。早い段階で好きだと思えるものに出会えたことが、なによりも幸せ」と目を細め、「中学生の終わり頃に『Seventeen』の専属モデルになり、高校生の終わりには月9(『大切なことはすべて君が教えてくれた』)の出演が決まって。さらに20歳で月9の主演をやらせていただきました(『ビブリア古書堂の事件手帖』)。いいタイミングで、背中を押してくれるような出来事が起きるんです」としみじみと語る。


 昨年の12月から今年の1月にかけては、『No.9-不滅の旋律-』のステージに立ち、「コロナ禍という状況で、公演をかなえられたこともとてもうれしかったです。“強く生きる”という、今の時代にも伝えたいと思えるものが詰まっている舞台でした。健康、安全、安心を第一条件にしながら、お客さんの拍手を聞いたときには、ものすごく幸せな思いがして。“伝えたい、届け続けたい”と実感しました」。

 また『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』を通しても、女優業の喜びを感じたといい、「“これからの人生をどのように過ごすか”というテーマを、明るく伝えられる作品。役者業の醍醐味(だいごみ)って、作品を観ていただいた方が少しでも笑顔になってくれたり、誰かの力添えになれるかもしれないということ。これからもそんな瞬間に携われたらうれしいです」と覚悟を語る。


 本作では、熟年夫婦が結婚生活を見つめ直す姿も描かれる。剛力にとっての理想の結婚像は「両親のような夫婦」とのこと。

 「お互いを尊敬し合って一緒にいる感じが、とてもステキだなと思って。2人とも“ありがとう”を伝え合う夫婦でもあります。私自身、両親からは“ありがとうを口にして、相手に敬意を払いなさい”と言われて育ちました。私がやっているこのお仕事は、一人では絶対にできないもの。周囲に感謝することの大切さを教えてくれた両親の存在は、本当にありがたいなと思っています」とにっこり。

 28歳となった今、「結婚願望がぱったりとなくなった!」と笑いながら、「30歳が近づくにつれて、結婚に対して焦ったりするのかな?と思っていたんです。でも28歳になってみたら、ザーッとそれがなくなって。仕事も恋愛もすべて、今を生きて、今を楽しめばいいんだと思っています」と清々しく語る。今を精一杯に生きることが、未来につながる。そう確信する笑顔は、まぶしいほど輝いていた。(取材・文:成田おり枝 写真:高野広美)

 映画『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』は5月21日公開。

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