日向坂46・三期生 “同期”になって約1年の「成長」と「変化」<上村ひなの・高橋未来虹・森本茉莉・山口陽世インタビュー>
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■オーディションからの再会 “時間”と共に作り上げた関係性
――同じ「坂道合同オーディション」出身とはいえ、上村さんとほかの3人は、日向坂46へ加入した時期が異なります。一時期は離れ離れでしたが、同じグループになってからお互いに距離を感じることはありませんでしたか? また、距離が縮まった瞬間は?
高橋:一緒にレッスンしていた頃と比べると、最初はひなのちゃんと「距離ができてしまったのかな」と思う気持ちもありました。でも、いつだろう。個人的に「このタイミングで仲が深まった」と言える瞬間は思い付かないんです。加入してすぐは、ほかのメンバーよりも(森本)茉莉や(山口)陽世と一緒に活動することの方が多かったので。
環境が少しずつ変わってきたのは、1stアルバム『ひなたざか』(2020年9月リリース)の活動が始まった頃からでした。音楽番組への出演などが増えるにつれて、一緒に過ごす時間も長くなってきました。お互いの距離を縮められたし、だから、時間が自然と解決してくれました。
左から身長順に並んだ4人 山口陽世(151.4cm)、森本茉莉(160.8cm)、上村ひなの(162.5cm)、高橋未来虹(169.5cm) 山口と高橋の身長差は18cm!
――そもそも、オーディション当時から交流はあったのですか?
山口:実は、私はひなのちゃんとの接点がなくて。オーディションの時も、お話をしたことがなかったんです。日向坂46に入ってから初めて会ったくらいで。
高橋:オーディションでは、関東組と地方組に分かれていたんです。私とひなのちゃん、茉莉は東京出身で、陽世は鳥取なのでレッスンも別でした。その後、ひなのちゃんが先に日向坂46へ加入することになって。
森本:そうだったね。
山口:だから、メンバーになったばかりの頃は、未来虹ちゃんと茉莉ちゃんに「ちょっと、ひなのちゃんと話したいんだけど…」と相談して(笑)。2人を通じて、ひなのちゃんとたくさん話せるようになっていきました。
――高橋さん、森本さん、山口さんを迎え入れる立場として、上村さんが意識していたことは?
上村:みんなが加入したばかりの頃は、約1年ちょっと長く活動させていただいていたので「先輩として頑張らなければ」と思っていました。でも、一期生や二期生の皆さんが、私が加入した時、「仲間だよ」と温かく受け入れてくれたのを思い出して。だから私も、“先輩”としてより“仲間”として、壁を作らず、みんなを受け入れていこうと考えるようになっていきました。
――高橋さん、森本さん、山口さんは、上村さんに「実はまだ気を使っちゃう…」ということはありませんか?
高橋&森本&山口:(口々に)ないです(笑)
上村:よかった(笑)