日向坂46・三期生 “同期”になって約1年の「成長」と「変化」<上村ひなの・高橋未来虹・森本茉莉・山口陽世インタビュー>
関連 :
笑顔や明るさを武器に、ファンの心をひきつけてやまない日向坂46。経験豊富な一期生や二期生と共に、フレッシュなパフォーマンスでグループに彩りを加えるのが三期生の4人だ。2018年末に加入の上村ひなのに続き、昨年、高橋未来虹(高は正式には「はしごだか」)、森本茉莉、山口陽世が新たに三期生として加入。「坂道合同オーディション」出身ながら、時間差で同じグループのメンバーになった4人。同期として絆を深めてきた約1年の成長や変化、お互いの関係性に迫った。
【写真】日向坂46・三期生の4人 全員かわいすぎる17歳!
■同期になって約1年 三期生4人それぞれの成長や変化
――5月26日に、日向坂46の5thシングル「君しか勝たん」のリリースを控える皆さん。高橋さん、森本さん、山口さんにとっての初参加シングルです。昨年4月、グループの冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京/毎週日曜25時5分)でファンの前に初登場してから約1年。それぞれ、自分自身の成長を感じる部分は?
高橋:加入した頃と比べて、グループに何かを還元していきたいと思うようになりました。それを支えてくれていたのが、少し先輩だったひなのちゃんです。最初の頃は、先に経験を積んでいたひなのちゃんと「同期」と言われるのが、正直、申し訳なくて。周囲から三期生とくくられることに、気持ちも追い付いていませんでした。
でも、一緒に過ごすうちにだんだんと変わってきて。悩んでいるとひなのちゃんが相談に乗ってくれるし、いつからか「同期なんだな」と思えるようになってきました。
高橋未来虹
森本:私は、グループに入ってから人と関わるのが楽しくなってきました。日向坂46へ加入するまでは、誰かといても、相手からどう思われているのかを考えすぎてしまい、人と深く接するのを避けていたんです。でも今では、自分を知ってもらうため「もっと積極的に発信していこう」と思えるようになりました。
そうなれたのはメンバーがいたからです。先輩方も同期のみんなも、一緒に話していると楽しいし、すごく優しいんです。一緒にいるだけで明るい気持ちになるし、このグループに入れたことで、人と接するのが楽しいと思えるようになりました。
――山口さんがこの1年ほどで成長を感じた部分は?
山口:パフォーマンス面では、声をしっかりと出せるようになったと思います。加入したての頃は、ボイストレーニングで声を出すのが苦手でした。一緒に練習している人たちの声に自分の声がかき消されてしまうほどだったけれど、少しずつ、堂々と歌えるようになってきました。
『日向坂で会いましょう』でも、ファンの方から「楽しそうだし、表情も柔らかくなった」と言われるようになりました。初めは、緊張していたから真顔になってしまったり、スタジオで面白いと感じていてもカメラに慣れず、顔もこわばっていたりしたみたいです。自然に楽しめるようになってきたのかなと思います。
上村ひなの
――上村さんは加入から約2年半。当初は、一期生や二期生にとって“1人っきりの後輩”でしたが、同期の3人が入ってきて変われた部分は?
上村:周りから「明るくなった」と言われるようになりました。たぶん、3人が初めて参加した楽曲「アザトカワイイ」の頃からです。ポップで明るい歌の力も借りられたので、殻を破れるきっかけになった気がします。
それに、同期のみんなが入ってきてくれたことで「もっと頑張ろう」という気持ちも強くなってきました。三期生が私1人だった時期は、誰かと比べる機会もなかったんです。切磋琢磨(せっさたくま)し合える仲間が入ってきてくれて、本当によかったなと思います。