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賀来賢人、初の医師役に苦闘 リアリティーあふれる現場で生まれた“価値観の変化”

エンタメ

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』に出演する賀来賢人
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』に出演する賀来賢人(C)TBS

 劇場版も公開され大ヒットした『今日から俺は!!』(2018年・日本テレビ系)でのコミカルなヤンキー役、『半沢直樹』(2020年・TBS系)の熱血証券マンなど、幅広い役を変幻自在に演じ、作品にスパイスを効かせる俳優の賀来賢人。7月4日にスタートした日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系/毎週日曜21時)では、若手エリート官僚にして医師という異色のキャラクターにふんする。初の医師役に挑戦する賀来に話を聞くと、医療ドラマの大変さ、主演を務める鈴木亮平の驚きのエピソードを明かしてくれた。

【写真】考え方は真逆な幸太(鈴木亮平)と尚(賀来賢人)の関係にも注目

◆リアリティーのある美術と息のつけない展開にワクワク

 本作は、都知事の号令により新設され、重大事故、災害、事件の現場に駆け付け、命を救うために危険な現場に勇猛果敢に飛び込んでいく救命救急チーム「TOKYO MER」の活躍を描く本格救命医療ドラマ。TOKYO MERのリーダーで驚異的な救命技術を持つスーパー救命救急医・喜多見幸太を鈴木が演じる。大型バスの多重事故やトンネル崩落など、破格のスケールのエピソードが連続する本作の台本を読んだ時の心境を聞くと、「救急隊と医者が混じった、あまり見たことのない題材。台本は緩急で言うとほぼ“急”のような状況で、やることも多く演じるのは大変だと思いましたが、息のつけない展開にワクワクしました」と爽やかな笑み。

 TOKYO MERは最新医療機器とオペ室を搭載した大型車両・ERカーで現場に駆け付ける。「ERカーはお金がかかっていて、さすが日曜劇場だなと(笑)。外見だけではなく、中身も実際に使えるように作られていてすごいんです。凝った美術はリアリティーを感じられるので、すごく助かっています」と口にするも、「乗り口が高く、毎回そこから飛び降りるので、その度に膝を少しずつ痛めていて(笑)。手術室も狭いので、暑がりの僕は汗だくになりながら演じています」と苦笑いする。

ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』より (C)TBS
 賀来が演じるのは、TOKYO MERのメンバーにして、厚生労働省の官僚であり医師でもある医系技官の音羽尚。厚生労働大臣の意を受けてTOKYO MERに正式認可を与えないために派遣されたスパイで、命がけで救命に当たる喜多見に反発するも、“より多くの命を救うため官僚として理想の医療を実現する”という熱い夢から徐々に喜多見に共鳴していく。「音羽は複雑なポジションにいて。官僚として日本に利益をもたらす医療改革を考えていますが、実際に現場で生命を救う人たちを見て、そのやり方も正しいと知る。はざまにいるので、演じていて苦しいし、かわいそうだなと思います。命を助ける上で、正解不正解はない。スパイ=悪者という表現の仕方ではなくて、どちらも正論に見えるような作り方にしたいと亮平君と話しています」。

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