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『28年後...』続編『28年後... 白骨の神殿』、制作陣&キャストが“地獄の様相”を語るインタビュー映像&相関図解禁

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『28年後... 白骨の神殿』場面写真
『28年後... 白骨の神殿』場面写真

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レイフ・ファインズ

ジャック・オコンネル

アーロン・テイラー=ジョンソン

ダニー・ボイル

アレックス・ガーランド

 映画『28年後...』の続編『28年後... 白骨の神殿』(2026年1月16日公開)より、製作総指揮のダニー・ボイルや名優レイフ・ファインズらが本作で描かれる“地獄の様相”を明かす特別映像が解禁。併せて、そんな恐怖と絶望の世界で生きる登場人物たちの相関図が公開された。

【動画】“地獄の様相”を明かす特別映像

 本作は、アカデミー賞(R)監督ダニー・ボイルとアカデミー賞(R)ノミネートの脚本家アレックス・ガーランドがタッグを組んだサバイバル・スリラー映画『28年後...』の続編。

 28年前、人間を一瞬で凶暴化させるウイルスがロンドンで流出し、多くの死者を出した。ウイルスを免れた孤島ホーリーアイランドで生まれ育った少年スパイク(アルフィー・ウィリアムズ)は、本土で生き延びていたドクター・ケルソン(レイフ・ファインズ)と出会う。そして最愛の母の死を経て、父(アーロン・テイラー=ジョンソン)が暮らすホーリーアイランドを離れ、ウイルス感染が蔓延するイギリス本土で一人生き抜く決意を固める。

 前作のラストで、感染者に襲われかけたところを、ジミー・クリスタル(ジャック・オコンネル)率いる全員金髪の暴力的なカルト集団“ジミーズ”に救われたスパイク。しかし、彼に与えられたのは救済ではなく、救いのない世の中で待つさらなる絶望だった―。

 ノロノロと歩くゾンビが登場する従来のゾンビ映画とは異なり、“猛スピードで走る感染者”という新たなホラー演出で世界に衝撃を与えた『28日後...』。

 この度、カルト的人気を誇る1作目に立ち返って制作された本作で描かれる、28年経って未だ蔓延(はびこ)る感染者と増幅し続けた“人間の悪”の恐ろしさを、制作陣とキャストが明かす特別映像が解禁。

 ニア・ダコスタ監督は「これまでにはない恐怖、不吉さ、不気味さを追求した。原点である『28日後...』に立ち返った」とコメント。監督が語るように、映像では感染者が全速力で襲い掛かり人間を噛み殺すシーンや、死体と血の海の中でうごめく感染者のグロテスクな姿など、「28」シリーズだからこその恐怖シーンが連続して映し出されている。

 製作総指揮としてダコスタを監督に抜てきした、シリーズの生みの親ダニー・ボイルは「2作目『白骨の神殿』はとんでもなく強烈だ。ニアのアイデンティティと独自性には脱帽だ」と大絶賛。

 ドクター・ケルソンは荒廃した世界で希望を捨てておらず、亡くなった何万もの死者を弔うためにその骨で建造した白骨の神殿で、一人孤独にウイルスの研究を続けている人物。ダコスタ監督は「ドクター・ケルソンは世界を揺るがす感染の解明に近づく」と意味深に語り、これまでシリーズが続く中で解明されてこなかったウイルスの謎がついに明かされることを匂わせる。

 しかし、ドクター・ケルソンは狂気のカルト集団を率いるジミーと思いがけず対峙することになり、28年の年月をかけて増幅した“人間の悪”が容赦なく襲い掛かる。ケルソンを演じた名優レイフ・ファインズは「最大の脅威は感染者ではない。ジミーズの残忍さは人々を脅かす」とその恐ろしさを証言。そして「感染者がはびこって28年後...人間の本質が問われる」と、本作のテーマに言及した。

 ジミー・クリスタル役のジャック・オコンネルは「文明の滅亡後に勝利したのは悪で、彼は邪悪そのものだ」とコメント。カルト集団<ジミーズ>のリーダー、ジミーは、家族が感染者に生きたまま食べられるのを幼少期に目撃したことを機に、精神を病み悪魔崇拝の思想を信仰し始める。そしてその狂気とカリスマ性で子供たちを洗脳し、全員金髪でカラフルジャージを身にまとったカルト集団<ジミーズ>を作り上げ、人間を痛めつけては殺す凄惨な儀式を繰り返している。

 そんなジミーを演じたオコンネルは、今年のゴールデングローブ賞にもノミネートされたホラー映画『罪人たち』で悪役を演じ絶賛され、次世代を担う俳優としてハリウッドで大きな注目を浴びている存在。「文明の滅亡後に勝利したのは悪で、彼は邪悪そのものだ」と、ジミーの“凶悪”ぶりをアピールした。

 併せて、そんな恐怖と絶望の世界で生きる登場人物たちの相関図が解禁。

 相関図には、ドクター・ケルソン、カルト集団<ジミーズ>を率いるジミー・クリスタルのほかに、物語を動かす重要人物である巨大で凶暴な“感染者サムソン”、<ジミーズ>の凶行に巻き込まれていく“少年スパイク”、そしてジミーに絶対的忠誠を誓う<ジミーズ>のメンバー“ジミー・インク”の3人も加えた、28年後の地獄絵図にいる登場人物たちが掲載されている。

 サムソンは、前作『28年後...』にも登場した、ドクター・ケルソンが暮らす白骨の神殿の近くに潜む巨大な感染者。アルファと呼ばれる他の感染者よりも高い知能と圧倒的なパワーを持つ個体のリーダーで、血走った眼と傷だらけの肉体、目に留まった人間の頭を掴み首ごと引っこ抜く姿はまさに“怪物”。彼を“サムソン”と名付けたケルソンが、ウイルスを解明するにあたり重要な鍵となる人物だ。

 スパイクは前作『28年後...』の主人公。母の難病を治すべく一縷(いちる)の望みをかけ、感染者の潜む恐ろしい森をくぐり抜けて医者のケルソンを訪ね、白骨の神殿で母を看取った。前作のラストで感染者に襲われていたところを、狂気のカルト集団<ジミーズ>に助けられたが、殺戮の入団儀式に強制参加させられ、ジミーへの恐怖によって支配されるようになる。

 ジミー・インクは、ジミーに絶対的な忠誠を誓う<ジミーズ>のメンバー。ジミーと同じ金髪姿になるためにウィッグをかぶり、ジミーと色違いの赤いジャージを身に着け、ジミーの名を冠して“ジミー・インク”と名乗っている。ジミーとは一番付き合いの長いメンバーで、新たに入団したスパイクの面倒を見る。

 ウイルスにより崩壊した世界が、暴力と狂気によってさらなる“絶望”へと歩みを進めていく中で、彼らはどんな結末を迎えるのか? 目を背けたくなるほど救いがない、人間たちの悪夢のような顛末(てんまつ)を大スクリーンで目撃したい。

 映画『28年後... 白骨の神殿』は、2026年1月16日より全国公開。

『28年後... 白骨の神殿』制作陣とキャストのインタビュー映像

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