インタビュー
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北山宏光、映画初主演の経験は「財産」 役者業の根底にあるキスマイへの思い
映画
Kis‐My‐Ft2の北山宏光が『トラさん~僕が猫になったワケ~』で、映画初出演にして初主演を飾った。記念すべき作品で演じるのは、家族への愛は強いが、いい加減で能天気な“ダメ夫”の寿々男。寿々男は交通事故で死んでしまい、猫の姿で家族のもとに戻ってくる。北山は今回、猫と人間の“2役”に扮しているのだ。そんな役柄をチャーミングに演じた北山は「寿々男は“かっこいい”と言われる男じゃない。“かっこいい”をそぎ落として、人間臭さが必要になる役」と分析し、「ものすごく挑戦させてもらえた作品。自分にとっての財産になる」とダメ夫役での初主演に喜びをにじませる。新たなチャレンジを通して感じた“父親願望”、そしてKis‐My‐Ft2への思いまでを語ってもらった。
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『検察側の罪人』原田眞人監督が語る、俳優・木村拓哉と二宮和也の“対極的”な魅力
映画
木村拓哉と二宮和也が夢の共演を果たした映画『検察側の罪人』のBlu‐ray&DVDが早くも2月20日よりリリースされる。これに先立ち、本作のメガホンを取った原田眞人監督が、「一度組んでみたかった」という両雄の“俳優”としての魅力を存分に語った。
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木村多江、“ネチネチしたくない”下町気質の素もあらわに「脱・薄幸役」
エンタメ
「脱・薄幸役!」 冗談めかして笑いつつ、木村多江はドラマ『後妻業』での自らのテーマ(?)を掲げる。彼女が演じるのは、実の父に遺産目当てで近づいてきた“後妻業”の女・小夜子と対峙する朋美。木村佳乃演じる最強の魔性の女を前に、これまでに見たことのない新たな木村多江の姿を見せてくれそうだ。
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稲垣吾郎、俳優として自らを分析 今後は「需要のある俳優になりたい」
映画
2017年10月、「新しい地図」が“本格始動”と記してから、舞台や映画で精力的な俳優活動を続けてきた稲垣吾郎。阪本順治監督の最新作『半世界』では、無骨な炭焼き職人を演じている。本作との出会いを「大きなニュースだった」と振り返る稲垣が、個人として活動することによって見えてきたことを語った。
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木村佳乃、「身近にいたら迷惑極まりない」悪女役の魅力は“人間くささ”
エンタメ
「やっぱり悪いものを見たいって気持ちは私も含めて、皆さんにありますよね」――。木村佳乃は楽しそうに笑いながらドラマ『後妻業』の魅力をそう語る。朝ドラでヒロインの優しい母親を演じていた40代の立派な大人の女優が、金やプライドを巡って、同世代の木村多江と罵り合い、ビンタ合戦まで繰り広げるのだから、面白くないはずがない。
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神木隆之介、“直感を信じた役づくり” 初のラブストーリーでリアルを追求
映画
25歳の若さにして20年以上のキャリアを持つ俳優の神木隆之介が、初のラブストーリーに挑んだ最新主演映画『フォルトゥナの瞳』。死に導かれる恋人を救うため、究極の「選択」に身を投じる孤独な青年を見事に演じ切り、役者として新境地を開いた。本作で4度目の共演となる有村架純をヒロインに迎え、「手をつなぐだけでも照れくさかった」と振り返る神木。これまで見たことのない表情や仕草でラブストーリーに命を吹き込んだそのリアルな演技は、どのようにして生まれたのか? キーワードは「直感力」にあるようだ。
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アンバー・ハード「闘わずにはいられない」 正義への強い思いと責任感
映画
映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』のジェームズ・ワン監督が放つ、DCコミック原作のヒーロー映画『アクアマン』がついに日本でも公開された。「行動を起こすことが一番大切」。そう語るのは、本作でヒロインのメラを演じるアンバー・ハード。自身も人権活動家として活躍するアンバーが、ヒロインでありながら強く威厳のあるキャラクター、メラについて語ってくれた。
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『アクアマン』が大ヒット 『ソウ』から15年…元宣伝マンがジェームズ・ワン監督を直撃
映画
低予算ホラー映画『ソウ』が世界的にヒットし、華々しいハリウッドデビューを飾ったジェームズ・ワン監督。『ソウ』の日本公開時に来日した際、筆者は映画宣伝のスタッフとしてプロモーションに同行したことがある。当時27歳の彼はまだ無名で、希望と野心にあふれた新人監督だった。そんなワン監督は、今やハリウッドの人気監督。15年ぶりに直接話を聞く機会を得て、これまでの足取りと最新作『アクアマン』の見どころを聞いた。
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『ファースト・マン』主演ライアン・ゴズリングと監督 激論で見えた“作る意味”
映画
映画『ラ・ラ・ランド』(2016)の最強コンビ、俳優のライアン・ゴズリングと監督のデイミアン・チャゼルが再びタッグを組んだ最新映画『ファースト・マン』。1969年、人類初の月面着陸に成功したアポロ11号の船長ニール・アームストロングの“真の姿”に肉迫した本作では、過酷なミッションを遂行しながらも、父として、夫として、さまざまな葛藤を抱えながら生きた1人の男の半生を浮き彫りにしている。映画の方向性について「激論を交わした」というライアンとチャゼル監督が制作当時を振り返った。
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『雪の華』登坂広臣×中条あやみ、2人とも「絶対に末っ子体質!」 撮影を経て実感
映画
「なんだか同じ匂いを感じます」と互いの印象を話す登坂広臣と中条あやみ。中島美嘉の名曲を映画化したラブストーリー『雪の華』では、余命宣告を受けたヒロイン・美雪と、100万円と引き換えに1ヵ月だけ美雪と恋人契約を交わす青年・悠輔を演じ、観る者の胸を締め付ける。真っ直ぐに演じた切ない恋愛劇を、終始笑顔で振り返る息ぴったりの2人を直撃した。
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エミリー・ブラント「もう一度戻って来たい」… 『メリー・ポピンズ』“ロス”を告白
映画
往年の名作『メリー・ポピンズ』から実に55年の時を経て、待望の続編『メリー・ポピンズ リターンズ』がいよいよ2月1日より公開される。ジュリー・アンドリュースから新たにメリー・ポピンズ役を受け継いだ女優のエミリー・ブラントは、「プレッシャーは大きかったけれど、クランクアップの日は悲しい気持ちでいっぱいになった」とロス状態だったことを告白。本作へのあふれる思いを愛情たっぷりに振り返った。
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杉咲花&橋本環奈が挑んだ同世代との演技合戦 互いの存在感に刺激
映画
出演作が途切れることがない注目の若手女優・杉咲花と橋本環奈。そんな彼女たちが初共演を果たしたのが映画『十二人の死にたい子どもたち』だ。“集団安楽死”という目的のもと集った若者たちの心の奥底に蠢(うごめ)く闇を、閉ざされた空間で昇華させるという、非常に難易度の高いテーマに挑んだ杉咲と橋本が、作品へ臨むうえでの覚悟や互いの印象などを語った。
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高橋一生、2019年は「どうにでもなれという感じ」 その真意は?
エンタメ
数々のドラマ、映画に出演し、人気実力派俳優の地位を固めた高橋一生。2019年は主演を務める土曜ドラマ『みかづき』(NHK総合/毎週土曜21時)でスタートをきる。2019年について「どうにでもなれという感じです(笑)」と語るその真意は? 高橋に作品の話に加え、仕事に対する今の思いを聞いた。
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3月に高校卒業の岡田結実、めざすは“バラエティ女優”
エンタメ
タレントとして幅広い活躍を続けている岡田結実。一方で、女優としてもテレビドラマや映画に出演し、昨年9月には所属事務所・オスカープロモーションが開催する「記者発表会」で“女優宣言”を行った。そんな彼女の宣言後、最初の作品となるのが、金曜ナイトドラマ『私のおじさん~WATAOJI~』(テレビ朝日系/毎週金曜23時15分 ※一部地域を除く)だ。本作で岡田は連ドラ初主演を果たし、本格的に女優としての第一歩を踏み出したが、多方面で活躍する彼女ならではの大きな野望があるという――。
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長編初監督&初演技コンビが挑んだ家庭内暴力映画が評価「なり切り、伝え切った」
映画
11歳の少年が、愛する母を狂気的な父から守ろうと奔走するさまをスリリングに描き、第74回ヴェネチア国際映画祭で監督賞を獲得した映画『ジュリアン』。本作が長編監督デビューとなったグザヴィエ・ルグラン監督と、演技未経験ながら主人公を熱演したトーマス・ジオリアがインタビューに応じ、フランスにおける家庭内暴力の現状や、俳優業への思いなどについて語ってくれた。
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本上まなみ、子育てで実感「子どもは自分とはまったく別個の存在」
映画
女優の本上まなみが、地域と人と食を描いてきた大泉洋主演の「北海道映画」第3弾『そらのレストラン』(深川栄洋監督、1月25日全国公開)に出演している。洞爺湖を舞台とした2012年公開『しあわせのパン』、空知が舞台の2014年公開『ぶどうのなみだ』と続く同シリーズだが、今作の舞台は道南の「せたな町」。海が見える牧場でチーズ工房を営む亘理(大泉)が、家族や仲間と共に1日限りのレストラン開店を目指す。本上は亘理の妻・こと絵を演じる。
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“『サスペリア』の全てを自分の肉体にしたい” 監督が語るオリジナルへの狂愛と再構築
映画
17歳の少年と24歳の青年が織りなすひと夏の恋を描いたラブストーリー『君の名前で僕を呼んで』で、昨年、大きな話題を呼んだイタリアの名匠ルカ・グァダニーノ監督。次回作に注目が集まるなか、彼が選択したのは、なんとカルトホラーの金字塔『サスペリア』のリメイクだった。この極端な振り幅に驚いた映画ファンも多いと思うが、彼はなぜ、今、このタイミングで、ここに行き着いたのか? 来日中のルカ監督本人にその真意を聞いた。
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清原果耶、芝居への心構え「日常生活もお仕事も一つ一つを丁寧に」
映画
人気音楽グループGReeeeNが脚本を手掛けた、同グループの『愛唄』のもう一つの物語、映画『愛唄 -約束のナクヒト-』が公開となる。突然、人生のタイムリミットを告げられた主人公のトオル(横浜流星)に生きる勇気を与えた“詩”の作者で、運命の少女となるヒロインの凪を、躍進著しい清原果耶が演じて、きらめく一瞬を伝えている。脚本を読みながら何度も泣いたという清原に、作品の魅力や、大切に持ち続けている、ある監督からの“言葉”を聞いた。
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鈴木拡樹、『映画刀剣乱舞』で共演の山本耕史が「目指したい俳優」
映画
「三日月宗近は、地球から見える、明るく照らされた美しい月のようだと思っています。裏側はどうなんだろうと想像させる、すべてを開かない魅力を持っている」と穏やかに話す鈴木拡樹。2.5次元舞台に欠かせない人気俳優であり、舞台版『刀剣乱舞』で三日月宗近を好演してきた。初の実写映画化である『映画刀剣乱舞』でも同役を演じる鈴木が、刺激を受けたという山本耕史との共演などを振り返り、“三日月宗近以外の役を演じるなら?”との質問にも答えた。
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杉咲花、新ドラマの裏設定に注目「白いものばかり口にしています」
エンタメ
21歳にして演技派女優と認められる杉咲花が主演を務め、『家政婦のミタ』『過保護のカホコ』の人気脚本家・遊川和彦が演出を兼ねるコメディタッチのお仕事ドラマ『ハケン占い師アタル』がスタート。イベント会社を舞台に、多種多様な悩みを抱えた登場人物たちの前に、杉咲扮する主人公・的場中=アタルが派遣社員として現れ、活力を与えていく。撮影真っただ中の杉咲を直撃すると、ドラマの制作発表会見で明らかにされていた“食いしん坊キャラ”をうかがわせる話を聞くことができた。
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光石研、キャリア40年 「あの思いを絶対したくない」過去とは
エンタメ
俳優生活40年。役柄を問わず物語を彩り、バイプレーヤーとして確かな立ち位置を築いた光石研が、木ドラ25『デザイナー 渋井直人の休日』(テレビ東京/毎週木曜25時)で連ドラ単独初主演を務める。「30代の真ん中くらいまでは、全然食えなくて」と明かす光石に、青年時代のエピソードや逆境に直面した30代、60代に向けての役者観などについて話を聞いた。
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門脇麦 『チワワちゃん』で挑戦した今までにない「作品との関わり方」
映画
ときに体を張った大胆な演技で観る人を魅了し、ときに細やかな感情のひだを繊細な演技で体現する。今、若手実力派女優として、引く手数多な女優・門脇麦が、主演する映画『チワワちゃん』でまた一つ、強い印象を残した。門脇が演じるのは、遊び仲間だったチワワちゃんの死を知り、彼女を知るために動き出す主人公・ミキ。「今までしたことがない作品との関わり方ができた」と語る本作についての思い、そして青春時代の思い出を聞いた。
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斉藤由貴、役者は天職「好きという自覚がないくらい好き」
エンタメ
ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系/毎週木曜22時)で、法律事務所の一翼を担う謎多き事務員・真野聖子を演じている女優の斉藤由貴。本作を皮切りに、今年も映画『フォルトゥナの瞳』『空母いぶき』など話題作が続々と公開されるが、今なお女優業にまい進し続ける彼女を駆り立てるモチベーションとはいったい何なのか?
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映画『チワワちゃん』でチワワ役に抜擢! 注目の新人・吉田志織が語る“挑戦の日々”
映画
『ヘルター・スケルター』や『リバーズ・エッジ』などの人気作を手掛け、熱狂的な支持を受ける漫画家・岡崎京子が1994年に発表した『チワワちゃん』を27歳の新鋭・二宮健監督が映画化。門脇麦や成田凌ら若手実力派キャストが出演する本作のタイトルロールに大抜擢された注目の新人・吉田志織が、個性あふれるチワワというキャラクターについて、また撮影秘話などを語った。
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新木優子、「できる女」「できない女」両極演じ分ける女優力
エンタメ
ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』ではサイバー情報分析のスペシャリスト、『SUITS/スーツ』では優れた調査能力を発揮するパラリーガルを演じるなど“できる女”を真骨頂とするその一方で、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- THE THIRD SEASON』のフライトドクター候補生のように天然キャラも軽やかに演じきる。女優・新木優子の振り幅の大きさには驚かされるばかりだが、7日にスタートした新月9ドラマ『トレース~科捜研の男~』(フジテレビ系/毎週月曜21時)では、果たしてどんなキャラクターを見せてくれるのか? キーワードは“成長する姿”だと新木は言う。
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