インタビュー
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『ハード・コア』山下敦弘監督&原作者いましろたかし対談「いびつで破綻してる(笑)」
映画
主演、プロデュースに山田孝之、共演者に佐藤健、荒川良々と人気俳優が名を連ねているにもかかわらず、どこか“怪作”の香りが漂う映画『ハード・コア』。社会のはみだし者の主人公、埋蔵金探し、そして謎のロボット…平成の最後に生まれたこの奇妙な作品をどう読み解くべきか? 監督を務めた山下敦弘と、“平成の奇書”と言われる原作漫画『ハード・コア 平成地獄ブラザーズ』の作画担当・いましろたかしによる対談が実現した。
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松本まりか、過激な役で飛躍 ブレイクまでの退屈と絶望の日々
エンタメ
回を重ねるごとダークな復讐劇が反響を呼んできた山口紗弥加主演のドラマ『ブラックスキャンダル』(読売テレビ・日本テレビ系/毎週木曜23時59分)が、いよいよ佳境を迎える。主人公・矢神亜梨沙(山口)の整形前の藤崎紗羅を演じる松本まりかの鬼気迫る演技は、物語の骨格である復讐のリアリティーを支えてきた。その演技は今年1月期に放送されブレイクのきっかけとなった『ホリデイラブ』(テレビ朝日)での“あざとかわいい”壊れっぷりに勝るとも劣らないほど。黙っていれば34歳の美人女優なのだが、過激な役に次々とチャレンジし続ける松本に、大きな飛躍の年となった2018年を振り返ってもらい、ブレイクできず壁にぶつかっていた頃の話から、来年への展望までを聞いた。
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それでも「“俺は俺”でやるしかない」村上虹郎「頑張っても2世」
映画
「僕らの世代って、生まれたときからすでにスタイルも表現も出尽くしているんです」。悲観するでもなく、どこか楽しげな表情さえ浮かべ、現在21歳の村上虹郎はそう語る。「だから、自分らしさで戦うしかないし、僕は、その“先”に行きたい」とも。映画『銃』は、そんな彼の映画への、表現への情熱が詰まった映画となった。本作を「昭和の映画屋の映画」と語る村上に本作に込めた思いを聞いた。
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吉田鋼太郎、“報われぬ恋”に苦しんだ2018年に「大変だった」
エンタメ
『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)など、今やテレビでもおなじみとなった吉田鋼太郎だが、彼の本領は“シェイクスピア作品”にあると言っていい。昨年冬には故・蜷川幸雄さんが手がけていた「彩の国シェイクスピア・シリーズ」芸術監督を引き継ぎ、演出家兼出演者として『アテネのタイモン』を手がけた。そしてシリーズ再開第2弾は、主演に松坂桃李を迎える『ヘンリー五世』だ。
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村上淳が明かす40代での変化「仕事が楽しくて仕方ない」
エンタメ
俳優、DJ、デザイナー。多彩な顔を持つ村上淳は、45歳の今について「仕事が楽しくて仕方ないんですよ」と笑顔を見せる。テレビ朝日の金曜ナイトドラマ『僕とシッポと神楽坂』では獣医師に扮するベテラン俳優に「人生の半分」だという愛犬への思いや、俳優業への向き合い方、これまでのキャリアについて話を聞いた。
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三池崇史監督が語る櫻井翔の魅力「いい意味で10年前と変わっていない」
映画
ベストセラー作家・東野圭吾のミステリー小説を、三池崇史監督が映画化した『ラプラスの魔女』。『ヤッターマン』以来、約10年ぶりに櫻井翔とタッグを組んだ三池監督は「いい意味で10年前とまったく変わっていなかった」と再会した櫻井の印象を語る。三池監督が感じる、櫻井翔の“変わらない魅力”とは?
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『バルバラ』ジャンヌ・バリバール、自らの演技で亡霊を引き寄せる?
映画
『ナントに雨が降る』『黒いワシ』などの名曲で知られるフランスの伝説的シャンソン歌手バルバラの世界を描く映画『バルバラ~セーヌの黒いバラ~』。単なる伝記映画では描き切れない彼女のミステリアスな魅力を仏女優ジャンヌ・バリバールが、斬新かつ幻想的なアプローチで体現してみせた。「映画の中にバルバラの亡霊が現れた」と語るジャンヌのその真意とは?
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西島秀俊、「決して順調じゃない」キャリアで見つけた役へのアプローチ
映画
東野圭吾のベストセラー小説を映画化した『人魚の眠る家』。本作で、突然の事故により意識不明のまま眠り続ける娘の父親・播磨和昌を演じているのが俳優・西島秀俊だ。これまで映画を中心に数多くの映像作品に出演してきた西島が「役に自分の人生経験が生きてくるかもしれない」と語った言葉の裏には、どんな思いが込められているのだろうか。
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太賀、吉田羊との壮絶なやりとりに「“いい殴り合い”ができた」
映画
若手俳優は数多くとも、彼の実力、演技力の確かさに異論を唱える人は誰もいないだろう。近年はコメディからシリアスまで、幅広い役柄をこなしている俳優・太賀。そんな彼が主演映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』で、母親との関係性に悩む青年役を体当たりで演じている。
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趣里、過去の挫折と向き合い「他人事と思えない」難役に共感
映画
女優・趣里。今、彼女のことが気になっている視聴者は多いのではないだろうか? 特に今年は、ドラマ『ブラックぺアン』(TBS)で演じたクールな看護師・猫田で鮮烈な印象を残したかと思えば、現在放送中の『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日)では主人公に想いを寄せるキュートな芸者役。そんな趣里の主演映画『生きてるだけで、愛。』が、11月9日より公開される。
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遠藤憲一「まだ伸びしろがあった」と実感 俳優の魅力を引き出す宮藤官九郎の脚本とは
エンタメ
名バイプレイヤーの遠藤憲一と、さまざまな映画・ドラマ・舞台の脚本を手掛けてきた宮藤官九郎。唯一無二の存在の二人が、連続ドラマ『遠藤憲一と宮藤官九郎の勉強させていただきます』でWOWOWオリジナルドラマの初主演と初脚本を飾る。「まだ伸びしろがあったんだと驚いている」と笑う遠藤と、それを引き出した宮藤に話を聞いた。
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芸能生活30周年・裕木奈江、13年ぶりのライブで涙
エンタメ
10月24、25日と二夜に渡り都内で、芸能生活30周年を記念したライブを開催し、13年ぶりにファンの前で歌声を披露した裕木奈江。久々の歌手活動だが、ステージが始まると彼女の持つ独特な世界観が一気に広がり、会場を優しい雰囲気で包み込んだ。そんな彼女にステージを終えた感想と芸能生活30年間の話を聞いた。
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久間田琳加、初主演映画の“ビンタ”シーンで「新しい自分を見られた」
映画
雑誌「ニコラ」から「Seventeen」の専属モデルとなり、ティーンから絶大な人気を誇る久間田琳加が、原宿を舞台にした映画『ヌヌ子の聖★戦~HARAJUKU STORY~』で、現役女子高生アーティストの吉田凜音とのダブル主演で映画初主演。演じた役柄や撮影エピソードに始まり、お笑い好きだという久間田が最近会ってテンションが上がった芸能人のことや、得意だという「カタカナ計算式」の話など、久間田自身の素顔に迫った。
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桜井日奈子、同世代の女優に悔しさ 面白い作品を「素直に観られない」
映画
“岡山の奇跡”と呼ばれる桜井日奈子。そんな彼女も上京したての頃には「前髪で目を覆って人目を避けていた」時期があった。お互いのことが大好きなのに、なかなか相手に気持ちを伝えられない幼なじみの男女・凛と優羽を軸に展開する、少女コミック原作の『ういらぶ。』に出演する桜井。凛役の平野紫耀(King & Prince)と共に作品を引っ張る、優羽役の彼女を直撃すると、自分に自信が持てないヒロインの気持ちに重なったという前述の“前髪”の話から、「同世代の女優さんが面白い作品に出ていると“悔しい”。素直に観られない」という現在の率直な思いまでを明かしてくれた。
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志尊淳、際立つ役柄の多彩さにも「どんな役もアプローチと思いは同じ」
映画
ゲイの青年にトランスジェンダーのヒロイン、宇宙人アイドル…役柄の多様さという点で、同世代の中でも群を抜く志尊淳。だが当人は、その点について特別な思いはないという。彼にとっては全ての役が特別であり、個性的なのだ。映画『走れ!T校バスケット部』で演じたのは挫折を乗り越え成長していく主人公。一期一会の思いで熱い青春を駆け抜けた彼に思いを聞いた。
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『時をかける少女』から35年、原田知世の唯一無二の人生
映画
NHK 連続テレビ小説『半分、青い。』で、マイペースながらも愛情溢れる母親“和子さん”を演じ、幅広い世代から支持された原田知世。最新作映画『あいあい傘』でも、来るものすべてを包み込むようなしなやかな女性・玉枝を好演した。「内面が顔に出てくる年ごろ。生き方は大切ですね」と語った原田。そんな彼女の“生き方”に迫る。
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黒木華、「演劇が自分の居場所」 芝居に救われた過去を明かす
映画
文学的な香りをまとった清楚なビジュアルと、学生時代から舞台で培ってきた確かな演技力。女優として唯一無二の魅力を持つ黒木華が、映画『ビブリア古書堂の事件手帖』で主演を務めた。本作の主人公が本に救われたように、自身も芝居に救われた過去を持つという若き実力派女優に、撮影中のエピソードや女優としての信条などについて語ってもらった。
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竹内結子、「おばさん」扱いを楽しむ 背伸びしない30代の生き方
映画
「“おばさん”じゃなく、あくまでも戸籍の上での“叔母さん”ですからね!」。そう強調する口ぶりがなんとも楽しそうだ。女優の竹内結子が映画『旅猫リポート』で演じるのは、福士蒼汰扮する主人公・悟の叔母で、両親を亡くした彼を引き取る法子。オファーが届き「福士蒼汰くんの叔母? そうか、私も大人になったなぁ…と(笑)」と思ったという竹内に“大人”の人生の楽しみ方を聞いた。
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北川景子、髪を切って挑む「性的な目で見られることに嫌悪感がある役」
エンタメ
北川景子が、『アンナチュラル』や『逃げるは恥だが役に立つ』(ともにTBS系)で知られる人気脚本家・野木亜紀子と初タッグを組んで送る土曜ドラマ『フェイクニュース』。ある男のSNSの投稿をきっかけに巻き起こる企業レベルの大問題を描いた本作で、北川はネットメディアの女性記者として孤軍奮闘する主人公を熱演する。念願の野木作品出演だと話す北川に、本作への思い、そして役作りについて聞いた。
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小野塚勇人、『恋のしずく』出演で変化した俳優像 大杉漣さんとの“忘れがたい”経験とは
映画
青柳翔、鈴木伸之、町田啓太らがメンバーで、各々の個性が強く光る劇団EXILEの中でも若きホープとして光彩を放つ小野塚勇人。『仮面ライダーエグゼイド』の九条貴利矢や『HiGH&LOW』シリーズのキリンジで目立ったが、最新出演作『恋のしずく』では、これまで見たことのない小野塚の様々な表情が収められている。「あのときに僕ができるベスト」と入念な準備を重ねて臨んだ役への誇りを胸に、大杉漣さんとの忘れがたい経験を、真摯にインタビューで語ってくれた。
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橋本愛、映画館に通い詰めたのは「かけがえのない経験」
映画
ミステリアスなオーラをまとい、同世代の女優たちとは一線を画す存在感を放つ橋本愛。ミニシアターや名画座へ足しげく通い、培った知識の豊富さから、シネフィル女優とも呼ばれている。そんな橋本が主演を務める映画『ここは退屈迎えに来て』。名匠・廣木隆一監督が山内マリコの小説を映画化したヒューマンドラマだ。橋本に、「痛みが愛おしい」という本作のことや、最近の映画館通い事情について聞いた。
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中山美穂、「今が人生の最終」と語る真意とは
エンタメ
ドラマ『平成細雪』や映画『蝶の眠り』など、これまでのイメージとは違う役柄に挑み新境地を切り開いている女優の中山美穂。木曜劇場『黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~』(フジテレビ系/毎週木曜22時)では、エリート銀行員を献身的に支えながらも“黄昏時”に娘の婚約者と禁断の恋に落ちる妻・真璃子を演じる。デビュー以来、常に第一線で活躍してきた中山が「今が人生の最終だと思っている」と明かした真意に迫る。
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川島海荷、仕事は「全部つながっている」 情報番組の司会で成長を実感
映画
モンスターたちのホテルを経営するドラキュラ一家の騒動を描く「モンスター・ホテル」シリーズの最新作『モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!』が、10月19日(金)より公開される。シリーズを通して、ドラキュラの娘・メイヴィスの声優を務めている川島海荷にインタビューを行うと、「本作の世界観が大好きで、毎回癒やされます」と本作の魅力を語り、さらに、朝の情報番組の司会を続けることで感じた自身の成長までも明かしてくれた。
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唐沢寿明「上手くいくドラマは必ず脇が跳ねる」 主演の役割について持論
エンタメ
テレビ東京開局55周年特別企画ドラマBiz『ハラスメントゲーム』で主演を務める唐沢寿明。数々の映画やドラマで主演を務めてきた、誰もが知る日本を代表する俳優だが、テレビ東京のドラマの主演は今回が初となる。「いまテレ東のドラマはすごく勢いがあるよね」と語った唐沢。そこにはどんなたくらみがあるのだろうか。
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ついに戊辰戦争…渡部豪太、西郷吉二郎と自身にとっての“家族”を語る
エンタメ
大河ドラマ『西郷どん』(NHK/毎週日曜20時ほか)で、主人公・吉之助(鈴木亮平)に変わり、西郷家を支える弟・吉二郎を演じている渡部豪太。一家の大黒柱として西郷家を支えてきた彼も、ついに戊辰戦争へ…。最期の時を迎えつつある吉二郎を演じる渡部が、吉二郎と西郷家への思い、そして「変わらない場所」だという自身の家族観を語ってくれた。
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