【解説／みどころ】
「ピアノ・レッスン」の女流監督ジェーン・カンピオン監督が、出世作「エンジェル・アット・マイ・テーブル」以前に撮った長編デビュー作。日本では1997年にロードショー公開された。パンクルックで不良っぽいケリーと、おとなしそうで優等生タイプのルイーズ。思春期を生きる彼女たちの友情と痛みを、時間を逆行させるという斬新な手法で映し出す。まるで他人の日記をひもとくようなドラマの流れの中に、カンピオンの細やかな感性が光る一編。
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