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大曽根家の朝

【解説/みどころ】
木下惠介監督の戦後第1作で、戦前プロレタリア演劇運動の中心的作家であった久坂栄二郎が、脚本を担当した反戦映画の力作。大曽根家は戦争によって息子たちが次々に出征し、軍人の叔父がわが者顔で家を占拠するが、終戦になり息子たちを失った母は、毅然として叔父の卑劣な態度をなじり、立ち退きを要求し……。戦後、占領軍指令部によって軍国主義の批判と民主主義の啓蒙というテーマが日本映画に課せられた。この作品は、そうした軍国主義批判の最初の力作として記憶に残る作品となった。木下惠介はこの作品の後、セキを切ったように傑作、話題作を次々に発表し、黒澤明と並ぶ戦後日本映画の巨匠となった。DVDは「木下惠介 DVD-BOX 第1集」に収録。


キャスト
杉村春子小沢栄太郎徳大寺伸三浦光子大坂志郎東野英治郎
スタッフ
監督: 木下惠介 脚本: 久板栄二郎
上映時間・制作年
80分/1946年
制作国
日本
配給
松竹=松竹大船


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