ぼくら、20世紀の子供たち

【解説/みどころ】
「動くな、死ね、甦れ!」「ひとりで生きる」で国際的な評価を得たV・カネフスキーの長編第3作。ドラッグや窃盗など犯罪に手を染めるストリート・キッズたちや、施設に収容される10歳に満たない子供たち、鑑別所の青年たちへのインタビューをドキュメンタリー・タッチで綴った作品。子供たちに質問を続けるうちに、一人の青年がカメラの前に姿を現わす。それは、なんとカネフスキー監督の前2作で主人公ワレルカを演じたP・ナザーロフ。鉄格子の向こうで青ざめた笑いを浮かべる彼だったが、かつて共演したD・ドルカーロワとの再会に心を開いていく。この映画は、残忍性をエスカレートさせる子供たちの裏側にある、傷つきやすい感受性が鮮明に映し出された作品である。
- キャスト
- ディナーラ・ドルカーロワ/ パーベル・ナザーロフ/
- スタッフ
- 監督: ヴィターリー・カネフスキー 脚本: ヴィターリー・カネフスキー バルバラ・クラシルコワ
- 原題
- NOUS, LES ENFANTS DU XXEME SIECLE WE, THE CHILDREN OF THE 20TH CENTURY
- 上映時間・制作年
- 84分/1993年
- 制作国
- 仏=ロシア
- 配給
- 洋画マイナー
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