博奕打ち 総長賭博

【解説/みどころ】
昭和9年の東京・江東地区。博徒・天龍一家は組長が病に倒れ、跡目相続を決めなければならなくなる。大幹部会は中井組組長・中井信次郎を推すが中井は辞退し、服役中の兄弟分・松田を推す。しかし大幹部・仙波は石戸を強引に二代目に据え、あくまでも反対する松田を破門にし、中井に殺させる……。壮麗なまでに様式化された画面の中に、悲劇的な男女の相剋が、一分の隙もなく刻み込まれた東映任侠映画の最高傑作である。ラスト、中井は自分の叔父貴で、すべての元兇である仙波に刃を向け“俺はただのケチな人殺しなんだ”と刺し殺す。鶴田浩二、一世一代の名演技であった。
- キャスト
- 鶴田浩二/ 若山富三郎/ 藤純子/ 櫻町弘子/ 金子信雄/ 名和宏/ 曽我廼家明蝶/
- スタッフ
- 監督: 山下耕作 脚本: 笠原和夫
- 上映時間・制作年
- 95分/1968年
- 制作国
- 日本
- 配給
- 東映=東映京都
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