【解説/みどころ】
場末のストリップ・クラブのオーナー、コズモは、ある夜ストリッパーたちを連れて盛大に夜の街へ繰り出す。しかし、彼はポーカー賭博に大負けしてマフィアに借金を作ってしまう。マフィアはコズモに、金を返す代わりにある男を殺してくれと持ちかける。その男とは、暗黒街のボス、チャイニーズ・ブッキーであった……。家族や夫婦といった、日常的な視点から映画を撮り続けたJ・カサヴェテスがフィルム・ノワール的なテーマを扱い、その猥雑な世界に生きる人々の感情をリアルに描いた秀作。主人公に扮したのはカサヴェテス映画の常連B・ギャザラ。彼の深い絶望感をたたえた表情が、観る者の心を強く揺さぶる。
- キャスト
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ベン・ギャザラ/
ミード・ロバーツ/
ティモシー・アゴリア・キャレイ/
シーモア・カッセル/
ロバート・フィリップス/
- スタッフ
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監督:
ジョン・カサベテス
脚本:
ジョン・カサベテス
- 原題
- THE KILLING OF A CHINESE BOOKIE
- 上映時間・制作年
- 108分/1976年
- 制作国
- 米
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