スタア誕生〈1954年〉

【解説/みどころ】
1937年に、フレデリック・マーチ、ジャネット・ゲイナーで作られた「スター誕生」のリメイク。前作は、ハリウッドの愛と栄光と挫折の物語をシリアスに描き、味のある作品だった。今回は、ガーランドの持っているエンターテイナーとしての資質を存分に生かした構成で、基本的な話は変わりないが、よりミュージカルの要素が強くなっている。製作費600万ドルをかけたシネマスコープ・サイズの超大作で、上映時間2時間34分であったが、公開当初は20分近くカットされた。1983年に監督了解のもとに復元された完全バージョンを公開。ミュージカル・ナンバーが追加され、フィルムの紛失部分はスチール構成になっている。前座歌手エスターはある劇場のショーで、アル中で落ち目のスター、ノーマンと知り合い、映画入りを勧められる。ノーマンの指導を受け、彼女は一気にスターとなり、二人は結婚。しかし、エスターの人気と裏腹に、落ちぶれていくノーマンは、入水自殺する……。
- キャスト
- ジュディ・ガーランド/ ジェームズ・メイスン/ ジャック・カースン/
- スタッフ
- 監督: ジョージ・キューカー 脚本: ドロシー・パーカー モス・ハート アラン・キャンベル ロバート・カーソン
- 原題
- A STAR IS BORN
- 上映時間・制作年
- 分/1954年
- 制作国
- 米
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