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ザ・ブルード 怒りのメタファー

【解説/みどころ】
クローネンバーグ監督が自作の中で最も気に入っているという1本。人間の怒りや不安といった感情を、腫瘍の傷など体外的なものに置きかえる研究をしている精神科医リード。エッガーは彼のモルモットで、彼女の怒りは腹にせり出した子宮外子宮で次々と小人のようなフリークスを生み出してしまう。このフリークスは、また彼女の怒りの復讐の代行者でもある。ねっとりとした血と内臓感覚とともにこの作品を被うのは、冷ややかで静謐な哀しみ。ホラーであると同時に、夫婦の亀裂を描いた、優れた異形の恋愛ドラマだ。ビデオ発売時タイトルは「ザ・ブルード」。


キャスト
オリヴァー・リードサマンサ・エッガーアート・ヒンドルシンディ・ハインズ
スタッフ
監督: デヴィッド・クローネンバーグ 脚本: デヴィッド・クローネンバーグ
上映時間・制作年
92分/1979年
制作国
カナダ
映倫区分
R-15


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