ダイアナ元妃、自分らしく生きるために苦悩し、決意した3日間 『スペンサー』予告解禁
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女優クリステン・スチュワートがダイアナ元妃を演じた映画『Spencer』(原題)が、邦題を『スペンサー ダイアナの決意』として、今秋全国公開されることが決定。併せて日本版30秒予告が解禁された。
【動画】アカデミー賞有力候補作!『スペンサー ダイアナの決意』予告
ダイアナ妃の悲しい出来事を基に、“寓話(ぐうわ)”として語られる本作で描かれるのは、夫の不倫、王室の異様な抑圧、そしてマスコミに追われる日々に疲れ切り、精神不安定なダイアナが決死の覚悟で過ごすクリスマスの3日間の物語。本年度のヴェネツィア国際映画祭、トロント映画祭と名だたる主要映画祭で上映され、米国最大の映画評論サイトRotten Tomatoでも84%の好意的評価を獲得している。
ダイアナを演じるのは、 『トワイライト』シリーズ、『チャーリーズ・エンジェル』のクリステン・スチュワート。監督を務めるのは、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』でジャクリーン・ケネディの知られざる姿を描き、主演のナタリー・ポートマンをアカデミー賞ノミネートに導いたパブロ・ラライン。
解禁された映像では、夫チャールズとその愛人カミラがダイアナに向ける意味深な目線、「言われた事だけをやれ」と冷たく言い放つチャールズの姿が切り取られており、王室で孤立するダイアナがぎりぎりの精神状態にまで追い込まれていく様子がうかがえる。壊れそうなほどの苦悩を抱え、全力で駆け、踊り、泣き崩れる等身大の姿も映し出され、女王という高貴な地位よりも、子供たちの母親という唯一無二の肩書を選ぼうとするダイアナの強い決意がにじみ出る映像となっている。
数々の映画賞で評価されているクリステン・スチュワートの名演と、全編フィルムで撮影された圧倒的な映像美、そしてダイアナの代名詞である華麗なファッションも見逃せない。予告編のナレーションを務めるのは沢城みゆき。ダイアナの繊細ながらも芯のある女性の強さ、そして波乱万丈な人生をドラマティックなナレーションで表現している。
映画『スペンサー ダイアナの決意』は、今秋全国公開。