伊藤英明、素肌にデニムベストの主演作に自虐PR 「これじゃないよ感」
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俳優の伊藤英明が16日、都内にて開催された映画『KAPPEI カッペイ』最強最速プレミア:カッペイ披露試写会に、西畑大吾(なにわ男子)、大貫勇輔、古田新太、山本耕史、小澤征悦、平野隆監督と共に出席。オファーを受けた際、伊藤が同作の衝撃的なビジュアルに“これじゃないよ感”を抱いたとぶっちゃけた。
【写真】なにわ男子・西畑大吾も笑顔で登場!映画『KAPPEI カッペイ』プレミア披露試写会の様子
同作に登場するのは、「1999年7の月、人類は滅亡する」というノストラダムスの予言を信じ、幼い頃から人類の救世主となるべく厳しい修行に人生を捧げてきた「終末の戦士」たち。だが世界は一向に滅亡せず、彼らはその能力を全く必要としない現代の東京にたどりつく。
舞台あいさつを前に、レッドカーペットならぬレッド“カッペイ”トセレモニーにタキシード姿で登場したキャスト陣。無数のシャッターを切る報道陣に伊藤は「いいんですか?この映画のためにたくさんの皆様にお集まりいただいて。やることが他にあったんじゃないですか」と自虐をぶちまけ、笑いを誘った。
レッド“カッペイ”トセレモニーの後、劇場に場所を移して行われた舞台あいさつでは、伊藤がオファー時の心境を吐露。「原作がすごく面白いのは皆さんご存知だと思う」と前置きしたうえで、「僕も俳優をやらせてもらってキャリアを積み重ねてきて、満を持して伊藤英明にやってもらいたい役があるんだとお話をいただいた」と振り返る。
続けて「(監督の)平野さんと作品をやるのは15年ぶりですし、40代中盤にも差し掛かり、自分としては“アクション満載のスパイ映画”なのか、“賞レースにも参加するような時代劇”なのかという期待があった」と告白。しかし、いざビジュアルを見せられると「作品を否定するわけじゃなく、ものすごく“これじゃないよ感”ですごいがっかりしたんですよ」とギャグ全開の作品への率直な感想をぶっちゃけ、一同を笑わせた。
伊藤はさらに、素肌にデニム素材のベストを身にまとう個性的な衣装についても「衣装合わせも、今回の映画はワンパターンなので15分くらいで終わるだろうと思ったら3時間くらいかかって。いろんな素材のジージャンを着せられて、丈がどうのこうのとか。自分も熱を帯びてきていろいろ話したんですけど、決まった衣装を見てもものすごくやっぱりがっかりして。今更(役を)降りられないしどうしようかなと思って」と愚痴が止まらず。
その後「この映画の時はまだデビューしてなかったんですけど、なにわ男子として大ちゃん(西畑)もデビューしましたから。デビュー曲の『初心LOVE』の世界観がこの『KAPPEI カッペイ』の世界観に合ってるんじゃないかな」と西畑を見ると、西畑は「ちょっとちゃいますけどね。ちょっと男くさすぎる気がしますけどね」と困惑していた。
映画『KAPPEI カッペイ』は、3月18日より全国公開。