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ロシア潜水艦事故に立ち向かった男たちの実話 『潜水艦クルスクの生存者たち』予告解禁

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映画『潜水艦クルスクの生存者たち』場面写真
映画『潜水艦クルスクの生存者たち』場面写真(C)2018 EUROPACORP

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マティアス・スーナールツ

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マックス・フォン・シドー

トマス・ヴィンターベア

 俳優のマティアス・スーナールツが主演を務めるトマス・ヴィンターベア監督作『潜水艦クルスクの生存者たち』より、原子力潜水艦事故に立ち向かう男たちの姿などを収めた予告編と場面写真が解禁された。

【動画】未曾有の原子力潜水艦事故に立ち向かう―『潜水艦クルスクの生存者たち』予告編

 本作は、2000年にロシアで実際に起きた未曾有の原子力潜水艦事故を完全映画化。監督は『偽りなき者』やアカデミー賞国際長編映画賞を受賞した『アナザーラウンド』のトマス・ヴィンターベアが務め、脚本は『プライベート・ライアン』のロバート・ロダットが担当した。

 主人公の司令官ミハイルにふんしたのは、『リリーのすべて』や『レッド・スパロー』のマティアス・スーナールツ。妻ターニャ役は『007』シリーズのボンドガールで有名となったレア・セドゥが演じ、自身も出産を経験した直後に初の母親役に挑んだ。人命救助に奔走する英艦隊の准将デイビッド役には、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したコリン・ファース。さらに本作が遺作となった名優マックス・フォン・シドーが、ロシア軍の幹部役で威厳のある演技を披露している。

 予告編は、広大な大海原を演習中の潜水艦「クルスク」が、不慮の事故により大規模な爆発を起こす衝撃的なシーンから始まる。事故の一報を受けた英国の海軍准将デイビッド(コリン)は、あまりの出来事に言葉を失う。艦内では司令官のミハエル(マティアス)をはじめ、奇跡的に生き残った乗務員達が状況把握に努めていた。ミハエルの妻ターニャ(レア)は夫の安否に不安を募らせ、軍の職員に問い合わせをするも何も答えてもらえない。

 そんな絶望的状況の中、救出部隊にSOSのサインが届く。艦内に生存者がいる事を知ったデイビッドは国の垣根を越えて、英国からも救出応援の要望をする。しかし、ロシア軍の幹部(マックス)は「これはロシアの問題だ」と要請を断固として拒否。その事実を知った乗務員の親族たちは怒りを露わにし、幹部たちに説明を求め詰め寄る。
 
 夫の事を深く愛し、生きて帰ってくる事を強く願うターニャ。「誰にも永遠はない。でも、あなたへの愛は永遠。だから信じてる、かならず帰ってくると」。その想いは、海底に沈んだミハエルの所まで届き、無事に地上へと生還できるのか…。

 場面写真は9点。ミハエルが熱心に後輩に指導をする姿や、ターニャがロシア軍に対し強く抗議をする様子などが切り取られている。

 映画『潜水艦クルスクの生存者たち』は4月8日より全国順次公開。

映画『潜水艦クルスクの生存者たち』予告編

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