<第45回日本アカデミー賞>清原果耶が最優秀助演女優賞 「俳優として映画を愛する人間として成長できるように」
「第45回日本アカデミー賞授賞式」が11日、都内で開催され、『護られなかった者たちへ』の清原果耶が最優秀助演女優賞を受賞した。清原は「自分が受賞させていただけるとは微塵(みじん)も思っていなかったのでびっくりしました」と驚きの表情を見せるとともに「本当にうれしく思います」と笑顔を弾けさせた。
【写真】美しすぎる…ドレス姿の清原果耶
連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK)や、現在放送中の連続ドラマ『ファイトソング』(TBS系/毎週火曜22時)など、若手実力派女優として活躍中の清原。『護られなかった者たちへ』では、福祉保険事務所の上司が殺人事件の被害者となったために、捜査への協力を求められる女性職員・円山幹子にふんした。
清原は「このような名誉ある賞をいただけて、本当にうれしく思います」と破顔すると「『護られなかった者たちへ』という作品を通して、そして円山幹子という役を通して人間の生きる原動力だったり、動くきっかけだったり…そういうものは人それぞれさまざまな理由があると思いますが、みんなが報われるような世の中になればいいなと思って演じました」と役に込めた思いを語る。
さらに清原は「本当にたくさんの方々に支えていただいたからこそ、いただけた賞だと思っています。監督をはじめ、撮影スタッフの皆さま、キャストの皆さま、この場を借りて感謝申し上げます」と深々と頭を下げると「撮影当時、18歳になり、初めててっぺん越え(夜中24時過ぎ)の撮影を経験したのですが、こんなに大変なのかとびっくりしたのと同時に、長い時間をかけて皆さんと作品を作れることが、とてもいい経験になりました」と大きなことを得た撮影だったことを明かしていた。
現在20歳の清原。最後に「俳優として、映画を愛する人間としてもっと成長できるように、これからも精進してまいります」とさらなる飛躍を誓っていた。
■優秀助演女優賞(★が最優秀賞受賞者)
★清原果耶『護られなかった者たちへ』
石原さとみ『そして、バトンは渡された』
草笛光子『老後の資金がありません!』
西野七瀬『孤狼の血 LEVEL2』
広瀬すず『いのちの停車場』