浅野いにお作品初 『デッドデッドデーモンズ デデデデデストラクション』 アニメ化
浅野いにおの漫画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』がアニメ化されることが決定。併せて浅野のコメントと描き下ろしイラスト、アニメ制作現場を映し出す特別映像が公開された。
【動画】浅野いにお×Production +h. アニメ制作現場の特別映像
本作は、突如“侵略者”と呼ばれる存在に脅かされることとなった世界で、一見普通だが何かが決定的に変わってしまった日常を送り続ける女子たちを中心とした物語。2014年より「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に連載され、2月28日発売の同誌13号にて最終回を迎えた。単行本は3月30日発売の12集をもって完結となる。昨年の第66回小学館漫画賞一般向け部門、今年は第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した。
映画化もされた『ソラニン』や、累計発行部数300万部を超える『おやすみプンプン』など、数々の人気作品を生み出し続ける浅野だが、作品がアニメ化されるのは初めて。アニメーション制作は『地球外少年少女』(磯光雄監督最新作)を手掛けたProduction +h.が担当する。
浅野は「『デデデデ』アニメ化です。8年間の長期連載で、世間は大きく変わったような、そうでもないような、しかしながら確実に過ぎ去っていった時間の中で、どれだけ時間が経っても色褪せない大切で普遍的なものを作品の中に残せたと僕は自負しています。原作ではもう物語が語られることはありませんが、今度は動く門出とおんたんの姿を通して、今一度とても複雑でとても単純な『デデデデ』の世界を体験してください。『デデデデ』は終わりません。そして門出とおんたんは『絶対』なのです」とのコメントを寄せた。
特別映像では、アニメ制作現場より、浅野本人がProduction +h.のスタッフとともに意見を交わす貴重な現場を捉えている。
また、本日3月23日より、本作のアニメ公式サイトも開設された。