乃木坂46・秋元真夏、テーマは「洗練されたあざとさ」 20ページ巻頭グラビア
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【秋元真夏(乃木坂46)インタビュー抜粋】
――新曲「Actually…」は、乃木坂46にとっては新たな挑戦と言える曲かもしれません。
「確かに、聴いて頂いた方の中にはそういう風に感じた方もいらっしゃるかもしれません。(先月にデビュー10周年を記念して放送されたラジオ番組)『今日は一日“乃木坂46”三昧』でも秋元先生から“自分たちから乃木坂らしさを作らない方がいい”とアドバイス頂いたんですけど、その言葉を大切にして、挑戦していきたいと思っています」
――番組内で秋元康さんは“らしさというものが存在しないという意味ではなく、ライブでパフォーマンスしたりする中で結果として現れるもので、自分たちで意図して作っていくものではない”ともお話しされていました。
「自分たちで“乃木坂46ってこんなグループだよね”って考えることは、それ以外の可能性を否定するということにもつながってしまう気がしています。(中略)私自身、乃木坂46のことが大好きで、グループに貢献するために何をすべきかということを考えたとき、今のままでいいと思うのか、もっといろんなことに挑戦して乃木坂46というグループの幅をさらに拡げたいと考えるのか、冷静に考えたら後者だと思っていて。皆さんが好きでいて下さる乃木坂 46 らしさを大切にしないということではなく、これまでの乃木坂46という枠組みにとらわれ過ぎず、新たな試みにもトライしていきたいと思っているんです」
【樋口日奈(乃木坂46)インタビュー抜粋】
――自分に自信が付いた、そのきっかけになったことって何だったんですか?
「昨年出演したドラマ『教場 II』ですね。これまでも乃木坂46を離れて1人、外部の方々とお仕事する機会は頂いてきたんですけど、過去と比較しても比べ物にならないぐらい手ごたえもありましたし、このお仕事がきっかけで、自分の人生の中でも初めてぐらいの感じで髪を短くして、切ってみたらすごくしっくり来て。ビジュアルの面でも自分に自信がついたことで、いい意味でグループの中での役割についての折り合いもつけられたというか、迷いがなくなって」
――もう少し具体的に教えて頂けますか?
「乃木坂46に限った話ではないんですけど、アイドルグループってどんどん新しいメンバーが入ってくるものじゃないですか。フレッシュさとかで後輩と張り合っても仕方がないし、そこで競うというよりはあえて一歩引いたところでサポートしたり、ときには汚れ役を買って出たり。当たり前のことなんですけど、以前の私は何をするにも自信がないから、“どんな場面でも負けちゃいけない!!”って自分を追い込んでいて」
――それは後輩と競い合うというより、自分の中で葛藤していたというか……。
「そうかもしれません。どんなことがあっても前向きでいたかったし、それは今でもそうです。過去の『アップトゥボーイ』さんのインタビューを今、自分で読み返してもその姿勢は貫けていたとは思います。でも、頑張っても頑張って光が見えなくて、しんどかったなぁって思う時期もありましたね。今は自分のことが好きですし、樋口日奈として生まれて来れてよかったなって心から思います」
【和田まあや(乃木坂46)インタビュー抜粋】
――今月末には今作29枚目シングルのアンダーメンバーによるアンダーライブも控えています。一緒にアンダーとして活動する3期生の向井(葉月)さんは、(中略)今アンダーメンバーとして活動しているパフォーマンスと、過去に自分がファンとして見ていたアンダーメンバーのパフォーマンスは少し違うようにも感じる、と話していました。
「メンバーも入れ替わっているので、同じにならないとは思うんですけど、葉月が言いたいことはわかる気がします。今はきれいにやりすぎているというか……。もっとがむしゃらな姿勢があってもいいのかもしれないです」
――それは、ずっとアンダーメンバーとして活動してきた身だからこそ、感じることなのかもしれませんね。
「うまく言えないけど“特別な魂”があるのがアンダーライブなんです。その魂をもっともっと燃やしたい。乃木坂46は11年目に入って、アンダーライブも恒例イベントのようになりつつあるけど、今が本当に重要なのかもしれない。自分の中ではアンダーライブって大切なものなので、今の“アンダーメンバーに足りないもの”を探していきたいと思います」
※インタビューの抜粋のため、一部文章を改変。