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『ミニオンズ フィーバー』日本語予告解禁 吹き替えに市村正親、尾野真千子、渡辺直美

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映画『ミニオンズ フィーバー』で吹き替え声優を務める(左から)市村正親、尾野真千子、渡辺直美
映画『ミニオンズ フィーバー』で吹き替え声優を務める(左から)市村正親、尾野真千子、渡辺直美(C)2021 Universal Pictures and Illumination Entertainment. All Rights Reserved.

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市村正親

尾野真千子

渡辺直美

 イルミネーションのアニメ映画最新作『ミニオンズ フィーバー』に、吹き替え版声優として、市村正親、尾野真千子、渡辺直美が参戦することが発表され、日本語吹き替え版の予告映像が解禁された。

【動画】新登場ミニオン、オットーも大暴れ!『ミニオンズ フィーバー』日本語吹き替え版予告

 本作は、怪盗グルーとミニオンたちの始まりの物語。時は1970年代。悪のボスとなるずっと前の12歳の少年グルーが、ケビン、スチュアート、ボブ、オットーといったミニオンたちと出会った頃に遡る。最も尊敬する超極悪組織ヴィシャス・シックスが、伝説の悪党であるワイルド・ナックルズをリーダーから追放したため、新しいメンバーになるために面接へとやってきたグルー。しかし、根っからの悪党気質のグルーはヴィシャス・シックスを出し抜き、彼らの宿敵となってしまう。

 そんなグルーからボスの素質を感じ取ったミニオンたちは、何者かに連れ去られたグルーを救うため、鍼灸(しんきゅう)師でカンフーの達人であるマスター・チャウの教えのもと、カンフーをマスターすることに-?

 市村が担当するのは、本作で少年グルーが憧れる、ヴィシャス・シックスの創始者で年老いた皮肉屋の悪党ワイルド・ナックルズ。市村は「ミニオンという名作に声の出演が決まった時は僕自身驚きましたが、何よりも息子たちが『ミニオン(の最新作に)出るんだ!嬉しい!楽しみ!』と喜んでくれたことが僕にとっての一番の喜びでした」と自身の子どもから喜ばれたことを明かした。

 続いて「(ワイルド・ナックルズの)仲間を大事にする人情深さ、日本でいうと義理と人情の世界の意識を持った人間味のある雰囲気を演じたつもりです。声質はどちらかというと低めで演じましたが、途中で派手なアクションがいっぱいありますので、ワァ~みたいなセリフ(叫び声)は高い声を使っていたり、シチュエーションによって使い分けました 」とアフレコを振り返る。また、ナックルズは自身と重なる点があると感じたそうで「キャラクターを見て風貌が僕に似ているなと思いました。そして彼のユーモアなセンスも、僕も多少は兼ね備えているんじゃないかなという気がしています」と語った。

 尾野真千子は、ワイルド・ナックルズからリーダーの座を奪い、ヴィシャス・シックスの新リーダーとして君臨するクールで自信に満ちカリスマ性あふれるベル・ボトム役。“大のミニオンズ好き”を公言する尾野は「お話しを頂いたときは本当に嬉しかったです。普段、女優をやっていて、このような機会にめぐり合えないのですが、(いつもと)違う新たな自分を見ることができるかもしれないと様々な希望を感じました。一番嬉しかったのは、私の親族、姉妹やその子どもに絶対に喜んでもらえるだろうと思って、本当に鳥肌が立つほど嬉しくて、今回絶対頑張ろうと思いました」と出演の喜びをにじませる。

 吹き替えでは試行錯誤したそうで「監督からビートを刻むような発声とセリフの言い回し、いつも踊っているようだけど気の強い、そんなセリフを聴かせてくださいとご注文がありまして。でも私の中にはビートとか踊っているようなものがなかなか見つからず苦労しまして、動きながらセリフを言ったりしました(笑)。人を見下すようなセリフが結構多いので、普通の立ち方でしゃべっていると、声が上からにならない(高圧的にならない)ような気がして、これは気持ちからだなと思って。その辺にあった椅子を持ち出し、乗って、結構高い位置から『ヘイ、ベイビー!』と演じてみたら、『いいんじゃない!?』とお褒めをいただいたので、『これだ!』と思ってお立ち台を貫きました」と、独特の方法でアフレコに挑んだことを明かした。

 渡辺直美は、普段はひっそりと鍼灸院を営み、あることをきっかけにミニオンたちの師匠となるカンフーの達人マスター・チャウ役。尾野と同じくミニオンの大ファンだという渡辺は、今回の出演について「めちゃくちゃ嬉しいですね。まさかミニオンの世界に入れると思ってなかったのでテンションが超ブチ上りました!本当に大好きで、実はミニオングッズが家にあるんですよ。ですから、すごく嬉しかったですし、光栄でしたし、ミニオンたちを助ける素敵な役ということでさらに嬉しかったです」と喜びを爆発。

 自身が演じたチャウについては「マスター・チャウは普段はみなさんの身体をほぐす針灸師ですが、実はカンフー・マスターという違う一面があるカッコいい女性です。かなり強くて、優しそうな見た目ですが、いざというときのカッコよさがハンパないキャラクターです。注目して欲しいところは動きや言葉ですね。こんなことが言える大人になりたいと思いました。本当に自分で言いながら勇気をもらったし、子どもたちだけじゃなくて大人も結構グッとくる言葉を、マスター・チャウが言ってくれるので。やる気がみなぎるし、彼女の教え方の中に素敵な言葉が入っているのが見どころですね」とその魅力を熱く語った。

 日本語吹き替え版予告は、パワーアップしたミニオンたちのハチャメチャな様子を盛り沢山に詰め込んだもの。世界的大ヒット作『ジョーズ』を劇場へ観に来たミニオンズと少年グルーだったが、あいにく満席。すると彼らは、オナラ爆弾を爆破させて劇場を占領する。そんな調子で日常的に悪巧みを繰り返し過ごしていた彼らの前に、グルーが憧れる世界で最も悪名高き悪党チーム“ヴィシャス・シックス”が現れ、グルーが誘拐されてしまう。グルーを救出するために、ミニオンたちは鍼灸師でカンフーの達人マスター・チャウのもとで強くなるための過酷な修行を開始する。

 映像では、本作で加わる新ミニオンのオットーをはじめとするミニオンたちが、三輪車で大爆走したり、パイロットになって飛行機を操縦したり、空手の板割にチャレンジしたりと大暴れ。ラストでは燃え盛る街中で、怪物達と壮絶(?)なバトルシーンに挑む。果たして、ミニオンズは大切な“ご主人”少年グルーを無事救出できるのか。

 アニメ映画『ミニオンズ フィーバー』は、7月15日より全国公開。

映画『ミニオンズ フィーバー』吹替版予告

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