森口博子、『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』主題歌を担当 “母性”テーマに少女の心情歌う
24日、歌手・森口博子が地元福岡県・三井ショッピングパークららぽーと福岡で開催された実物大ν(ニュー)ガンダム立像のオープニングセレモニーに出席。生歌唱で初披露した新曲「Ubugoe」で、映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の主題歌を担当することが発表された。
【写真】ジャケットは安彦良和描き下ろし 森口博子「Ubugoe」限定版ニューシングル
本作は、1979年に放送された日本ロボットアニメの金字塔にしてガンダムの原点『機動戦士ガンダム』でひと際異彩を放つ第15話「ククルス・ドアンの島」を映画化。今でもファンの心に残り伝説のエピソードと呼ばれている。お馴染みのホワイトベースの仲間たちが登場するほか、最新のアニメーションで描かれる大迫力の地上戦、モビルスーツアクションが展開する。
森口がガンダムシリーズの映画主題歌を担当するのは、2016年公開の映画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』主題歌「宇宙の彼方で」以来6年ぶり。楽曲は作中の登場人物・少女カーラの心情が描かれており、“母性”をテーマに包み込むように、そして優しくも力強く歌い上げる。
スタッフは、作詞を松井五郎、作曲をdoublegrass、音楽プロデューサーを冨田恵一が担当。カップリングには、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』の挿入歌「いまはおやすみ」とエンディングテーマ「永遠にアムロ」をカバー収録。「GUNDAM SONG COVERS」シリーズの流れをくむ“大人のためのガンダムソングカバー”として、森口のヴォーカルでよみがえる。なお、「Ubugoe」を収録したニューシングルは6月1日に発売。初回限定盤ジャケットは、本作で監督を務める安彦良和による描き下ろしとなっている。
森口は、「私も当時から余韻が残っていた第15話『ククルス・ドアンの島』との再会に、そして『50代になっても主題歌を歌う』と言う夢を(安彦)監督が叶えて下さった事に胸がいっぱいです。松井五郎さんの作詞によって、少女カーラ(作中の登場人物)の心情が描かれた『Ubugoe』。幼い子供たちの面倒を見ている、小さくて大きな母性に心が震えました」と喜びを明かす。「確かな明日が無いからこそ、今を精一杯生き抜く。愛に包まれた争いのない日々へと祈りを込めて歌わせていただきました」とコメントしている。
映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』は6月3日より全国公開。