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新海誠監督『すずめの戸締まり』特報映像場面カット解禁、ヒロインの旅を読み解く4つのキーワードとは?

アニメ

映画『すずめの戸締まり』特報映像場面カット
映画『すずめの戸締まり』特報映像場面カット(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会

 新海誠監督3年ぶりとなる新作アニメ映画『すずめの戸締まり』より、ヒロイン・すずめを取り巻く“4つ”のキーワードとなる特報映像場面カットが解禁された。

【写真】「旅の青年」「白い猫」「小さな椅子」「扉の鍵」―物語のキーワードとなる『すずめの戸締まり』特報場面カット

 本作は、『君の名は。』『天気の子』など話題作を手掛けてきた新海監督のアニメ映画最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長の物語を描く。原作・脚本を監督自ら務め、キャラクターデザインを田中将賀が担当する。

 九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんとたたずむ、古ぼけた扉。なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…。

 やがて、日本各地で次々に開き始める扉。その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければいけないのだという。星と、夕陽と、朝の空と。迷い込んだその場所には、すべての時間が溶けあったような、空があった―。不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”がはじまる。

 今回、特報映像の場面カットが解禁。良く晴れた空の下、きれいな海が見渡せる九州の田舎町の坂道を自転車で下るすずめと、その先から歩いてくる「旅の青年」、くりくりとした大きな目を持つ「白い猫」、すずめが抱えている三本脚の古ぼけた「小さな椅子」、そして、不思議な紋様を浮かべた鍵穴に差し込まれる「扉の鍵」は、すずめの旅を読み解くキーワードに。

 「あちこちで開け放しにし続けてきてしまった扉を、どのように閉めることが出来るのか。それをすずめに託し、戸締まりをしながら日本列島を旅する物語を作っています」と語る新海監督。どのような物語が紡がれていくのか期待が高まる。

 アニメ映画『すずめの戸締まり』は11月11日公開。

映画『すずめの戸締まり』特報

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