性的虐待疑惑のケヴィン・スペイシー、早くも映画復帰第二弾が明らかに
性的暴行やセクハラの数々が告発されて以来、表舞台から姿を消したケヴィン・スぺイシー。昨年明らかになったフランコ・ネロ監督作品に続き、新たな出演作が明らかになった。
【写真】ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』で主演を務めたケヴィン・スペイシー
Deadlineによると、ケヴィンが出演するのは、『Peter Five Eight(原題)』というスリラー。『パシフィック・リム』等で視覚効果を手掛けたマイケル・ザイコ・ホールがメガホンを取り、すでに完成しているという。ケヴィンのほか、レベッカ・デモーネイ、ジェット・ジャンドロー、ジェイク・ウェバーらが出演する。
映画は、小さな山のコミュニティで働く不動産仲介者サムが主人公。彼女には暗い秘密があり、不安定なアルコール依存症であることが、次第に明らかになるという。ケヴィンが演じるのは、上司の要請で突然現れたカリスマ性のあるよそ者、ピーターという役どころだそう。
ケヴィンは、2度のオスカー受賞を誇るも、『スター・トレック:ディスカバリー』などに出演するアンソニー・ラップから、14歳の時に性的暴行を受けたと告発されて以来、性的暴行やセクハラの告発が相次いだ。
以来、主演ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』は降板し、すでに撮影を終えていた『ゲティ家の身代金』は登場シーンを全てカットされるなど、表舞台から姿を消していた。新作の発表は、昨年明らかになったフランク・ネロ監督のイタリア映画『L’uomo Che Disegno Dio(原題)』に続いて2本目となる。