林遣都&仲野太賀W主演『初恋の悪魔』、7月スタート 坂元裕二書き下ろしの小洒落てこじれたミステリアスコメディー
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俳優の林遣都と仲野太賀がダブル主演を務める土曜ドラマ『初恋の悪魔』が、7月より日本テレビ系にて毎週土曜22時に放送されることが発表された。デビューの頃から知っているという林と仲野は、日本テレビ系ドラマで主演を務めるのは初めて。
【写真】ドラマ『初恋の悪魔』でW主演を務める林遣都と仲野太賀
本作は『Mother』『Woman』『東京ラブストーリー』などのヒットドラマで知られる脚本家・坂元裕二が書き下ろす、小洒落てこじれたミステリアスコメディー。警察署には勤めているが捜査権は無い男女4人の友情と恋とミステリーを描く。
ヘマをして現在停職処分中の刑事・鹿浜鈴之介(林遣都)のもとに、総務課・馬淵悠日(仲野太賀)、生活安全課・摘木星砂、会計課・小鳥琉夏という部署もバラバラで、それぞれ訳ありの4人が集まった。4人は正義感も出世欲も無く、求めているのは、ただ…真実のみ。ひとりひとり、こじれた事情を抱えながら、刑事とは違った感性と推理で難事件を解明する。
いつしか芽生えた4人の友情、そして恋。やがて4人は、より大きな真実と運命に飲み込まれていくことに…!
林が演じる刑事失格の推理マニア・鹿浜は、元県警捜査一課刑事だが今は境川署刑事課所属、しかも大きなヘマをして現在停職処分中。小学生までは神童と呼ばれたが、勉強はできるのにひどく要領が悪く、人付き合いも下手。十五歳の時に家に引きこもり、本ばかり読み、シャーロックホームズに憧れたのを皮切りに、ミステリー小説を読みあさり、結果、古今東西の凶悪犯罪オタクとなる。凶悪犯人に興味津々で、探偵になりたかったが、現実の探偵は浮気調査ばかりと知って刑事になった。
林は「とても個性の強い役で、あて書きと伺ったので、『坂元さん、僕のこと、どう思っているんだろう』と思いました」と笑い、「これまでとは違ったアプローチで挑戦的なにおいを感じられる作品になればいいなと思います」と意気込みを語る。
一方、仲野が演じる馬淵は、境川署総務課職員。署内の警察官が安心して仕事に取り組めるようバックアップするのが仕事、というのが大義名分の部署で、捜査とは無縁。同僚が刑事への憧れを口にする中、自分の身の丈に合った仕事をしていると言う馬淵は、自分に期待していないし、上を目指すとか興味ないし、人間関係でストレスを抱えたくない。そんなある日、署長から署内の鹿浜鈴之介という男の素行を見張れと命じられる。
仲野は、自身が演じる馬淵について、「この先、全話を通してこの役の奥行きが見えてきて、膨らんできて、入り口と出口が違うような人間になっていくのかな、と思っています。とにかく坂元さんの描く人間は熱いので、それがとても楽しみです」と期待を明かしている。
土曜ドラマ『初恋の悪魔』は、日本テレビ系にて7月より毎週土曜22時放送。
※林遣都、仲野太賀、コメント全文は以下の通り