ジョディ・フォスター、エミー賞常連の『トゥルー・ディテクティブ』第4弾の主演に
映画『告発の行方』と『羊たちの沈黙』でオスカーを受賞したジョディ・フォスターが、HBOが放送が手掛けるエミー賞常連のドラマシリーズ『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』に主演することがわかった。ジョディにとって、子役時代以来のテレビドラマレギュラーとなる。
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本作は、シーズンごとに設定と舞台が変わるクライムアンソロジーシリーズ。マシュー・マコノヒーとウディ・ハレルソンがダブル主演した第1弾『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』(2014)は、エミー賞5部門を獲得するなど、この年の賞レースを大いに賑わせた。
第2弾の『TRUE DETECTIVE/ロサンゼルス』(2015)では、コリン・ファレルとヴィンス・ヴォーン、レイチェル・マクアダムスが主演し、エミー賞1部門にノミネート。マハーシャラ・アリが主演した第3弾の『TRUE DETECTIVE/迷宮捜査』(2019)では、惜しくも受賞は逃したものの、9部門で候補入りした。
Deadlineによると、最新シーズンのタイトルは『True Detective: Night Country(原題)』。暗い冬のアラスカを舞台に、ジョディ演じる主人公の刑事リズ・ダンバースが、相棒のエヴァンジェリン・ナバロと共に、研究所で働く6人の男性が忽然と姿を消した事件を追う。2人の女性刑事は、暗く氷に覆われた同地で捜査を行うとともに、自分たちが抱える闇にも立ち向かうことを迫られるという。
脚本と監督を務めるのは、ホラー映画『ザ・マミー』などで知られるメキシコ出身のイッサ・ロペス。ジョディは、『ムーンライト』のバリー・ジェンキンスとともに、製作総指揮にも名を連ねる。
12歳で映画『タクシー・ドライバー』に出演するなど、長く活動しているジョディだが、テレビシリーズにレギュラー出演するのは、子役時代以来初めて。エヴァンジェリン役については、まだ明らかになっていないものの、これまでのシーズンを鑑みると、ジョディなみのビッグネームがキャスティングされる可能性がある。