ハリー・スタイルズがエルヴィスになれなかった理由に納得 『エルヴィス』監督が語る
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新アルバム『ハリーズ・ハウス』が好調なうえ、『ダンケルク』やこの後公開予定の『Don’t Worry Darling(原題)』など、俳優としても大活躍のハリー・スタイルズ。映画『エルヴィス』の主演候補にありながら、惜しくもその座を逃がしたが、その納得の理由が明らかになった。
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キング・オブ・ロックンロール、エルヴィス・プレスリーの<誰も知らなかった>真実の物語を、『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督が映画化した『エルヴィス』。ハリー・スタイルズも有力な主演候補だったが、エルヴィス役を射止めたのはオースティン・バトラーだった。
Varietyによると、ラーマン監督はポッドキャスト「Fitzy & Wippa」のインタビューで、「ハリーは本当に才能ある俳優だ。彼とは何か一緒に仕事をしたいと思う」と彼を称賛したそう。
さらに、「ハリーと僕は、いざスーツを着て、やってみよう!というところまで来ていたんだ。彼は意気盛んで、ぼくも彼については絶賛しかなかったからね」と、起用寸前まで来ていたことを告白した。
それなのに、なぜ起用しなかったか。その理由については、「ハリーの問題は、彼がハリー・スタイルズだということだ。彼はすでにアイコンなんだ」とコメントし、明快な回答を示した。伝説のスターを演じるには、彼のあふれ出る個性とスター性が邪魔だったのかもしれない。
一方オースティンについては、「エルヴィスと同じ年齢で母親を亡くしていた」というエピソードを明かし、「彼はエルヴィスを演じるために生まれてきた」と称賛。「2年間ノンストップで、エルヴィスとして生き、エルヴィスとして呼吸しようとしてきた。彼は今、やり遂げて、洗脳が解けたような感じだ」とコメントしている。