『エルヴィス』オースティン・バトラー、オスカー初候補入りにコメント リサ・マリー・プレスリーさん急逝直後で「ほろ苦い気持ち」
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『エルヴィス』で“キング・オブ・ロックンロール”ことエルヴィス・プレスリーを演じ、見事アカデミー主演男優賞に初ノミネートされたオースティン・バトラー。先日、エルヴィスの一人娘リサ・マリー・プレスリーさんが亡くなったことを受け、今回の候補入りは「ほろ苦い」とコメントした。
【写真】生前オースティンを絶賛していたリサ・マリー・プレスリーさん 信頼感にじむ2ショット
アカデミー賞のノミネーションが発表された直後に、オースティンが情報番組『トゥデイ・ウィズ・ホーダ&ジェナ』に電話で出演。「今ここでリサ・マリーさんと一緒に祝うことが出来たらどれほど良かったと、今はほろ苦い気持ちです。エルヴィスについても同じ気持ちです。この瞬間を2人に見て欲しかったです。深い悲しみにあるなか、祝うのは少し奇妙な感じがします。ですが、彼女を称えるものとして受け止めています。このノミネートは彼女に捧げるものです」と述べた。
また、長いプロセスを経て撮影が行われ、間違った方向に進んでいるのではないかと眠れぬ夜を過ごしたと撮影中の苦労を明かし、「ノミネートは現実味がありませんが、素晴らしい事だと感じています」と述べた。
リサ・マリーさんは、1月12日(現地時間)に54歳の若さで急逝し、先日、父の邸宅である米テネシー州メンフィスにあるグレイスランドにて追悼式が執り行われた。亡くなる直前には、オースティンと一緒にゴールデン・グローブ賞の授賞式に出席。また生前は一緒にインタビューも受け、オースティンを絶賛していた。