究極のデスゲーム再び! 『イカゲーム』シーズン2制作決定、「〇△□」のキービジュアル解禁
Netflix史上最大のヒットを記録したドラマ『イカゲーム』のシーズン2の制作が決定した。解禁されたキービジュアルには、おなじみの“ヨンヒ人形”らしき顔と、シンボルともいえる「〇△□」のマークが描かれている。
【写真】シーズン1をおさらい『イカゲーム』フォトギャラリー
『イカゲーム』は、さまざまな境遇により困窮した人生をおくる大人たちが、巨額の賞金獲得を目指し、命がけで昔ながらの子供の遊びに挑む姿を描くサバイバルスリラー。
シーズン1は、昨年2021年9月17日に配信開始後4週間で1億4200万世帯が視聴し、日本、米国、ブラジル、フランスなど世界94ヵ国で“今日の総合TOP1”を獲得するという、当時のNetflixでは史上最大となる記録を樹立。アカデミー賞の前哨戦とも言われる放送映画批評家協会賞のテレビ部門で作品賞・外国語作品賞・主演男優賞の3つの賞にノミネートされたほか、さまざまな賞を受賞。ハロウィンでは世界中の著名人がこぞって『イカゲーム』の登場人物の仮装をするなど世界的な社会現象を巻き起こした。
そんな大ヒットを受けて、出演キャストたちもそれぞれ大ブレイク。無職で借金まみれの主人公ソン・ギフンを演じたイ・ジョンジェは、本作への出演を機に、これまで演じたキャラクターとのギャップが話題を呼び、「イ・ジョンジェ」というワードの検索数が世界中で急上昇するなど一躍時の人に。また、ゲームを勝ち抜くためギフンの仲間となる女性セビョクを演じたチョン・ホヨンは、全米映画俳優組合賞(SAG賞)のドラマシリーズ部門の女優賞を受賞、有名ブランドのアンバサダーにも抜てきされるなど世界的な人気を得ている。
タイトルの“イカゲーム”とは、韓国の子どもたちなら誰もが遊んだことのある陣取り合戦遊びのこと。シーズン1では、年齢も境遇もバラバラな456人が456億ウォンを懸けて6日間、“だるまさんが転んだ”を思わせるゲームや型抜きなど、昔ながらの子どもの遊びに挑むことに。しかし、実はこのゲームは“フロントマン”と名乗る怪しげな仮面をつけた男によって仕切られており、脱落=即死となる命がけのサバイバル・デスゲームだった。主人公のソン・ギフン(イ・ジョンジェ)は、ゲームのライバルであり、時には仲間でもある他の参加者と共に究極のゲームに挑み、勝ち抜きを目指しながら、黒幕の正体に迫っていく姿が描かれた。
今回、そんな大ヒット作のシーズン2の制作が決定。解禁されたビジュアルは、『イカゲーム』のシンボルともいえる「〇△□」のマークと、ヨンヒ人形(“だるまさんが転んだ”を思わせるゲームで鬼役だった少女のロボット)らしき顔が描かれたもの。ヨンヒ人形の目には数字の「2」が光っており、言葉を添えなくても『イカゲーム』が帰ってくることが一目で分かるビジュアルとなっている。
前シリーズに続き、シーズン2を手掛けることになったファン・ドンヒョク監督は「昨年、『イカゲーム』のシーズン1を世に送り出すまでに費やした歳月は実に12年。ところがその作品は、わずか12日間でNetflix史上最大の視聴者数を獲得したドラマとなりました。『イカゲーム』の脚本家、監督、そしてプロデューサーとして、世界中のファンの皆さまに心より感謝を申し上げます。この作品を視聴していただき、そして愛していただきありがとうございます」と感謝。
続いて「そしてまもなく、ギフンが帰ってきます。フロントマンも帰ってきます。『イカゲーム』は、シーズン2となって皆さまのもとに戻ってきます。スーツ姿のめんこ男にもまた会えるかもしれません。ヨンヒのボーイフレンド、チョルスも登場します。まったく新たなゲーム、そして最高の物語をご用意して、皆さまをお待ちしています」とメッセージを寄せている。
Netflixシリーズ『イカゲーム』シーズン1は独占配信中。