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乃木坂46・山崎怜奈が卒業発表 自身がパーソナリティーのラジオ番組“ダレハナ”で

エンタメ

山崎怜奈(2018年撮影)
山崎怜奈(2018年撮影) クランクイン!

 乃木坂46の2期生、山崎怜奈が7月17日をもってグループを卒業することを、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(Tokyo FM/毎週月曜〜木曜13時、通称ダレハナ)にて発表した。

【写真】卒業を発表した山崎怜奈(写真左)

 山崎は生放送の番組冒頭で卒業を決断した思いなどを語った。本稿ではそのコメントを掲載する。

 まず最初にですね、私から発表と言いますか、ご報告があります。来月7月17日、日曜日をもって所属している乃木坂46を卒業することになりました。

 事実上のラストライブは、先月5月に行われた日産スタジアムでの10周年のコンサートでした。

 卒業する日から約1ヵ月前の今日、そしてラストライブを終えた後に、なぜこういった形で発表することになったかというと、私は乃木坂46の中でも、歌番組よりもライブがメインのチームに長年、9年ちょっとかな、在籍していました。特にここ数年はほぼ毎月いろんな種類のステージに立ち続けながら、ライブを作り続けながら、ほかのお仕事もこのラジオも頑張るという形で活動してきたんですけれど。

 ライブってみんなで作る、みんなで愛情を注ぐ作品であって、1人1人が主役になれるからこそ、ファンの方にも純粋に楽しく見てほしくて、そこになるべく干渉しないタイミングにしてもらいました。だから発表から卒業までのスパンがとても短いので、驚かせてしまった方も今いらっしゃると思うんですけれど、乃木坂のことが大好きだからこそのわがままを許してもらえたらうれしいです。

 卒業の理由は1つが単純にあるわけではなくて、15歳で加入してから今25歳になるまでにいろんなものを経験してみてきて、最終的にやめることを選んだんですけれど。

 うちの事務所というか、グループが本当に温かい方が多くて、すごい平和なので、社長とか先輩たちとも、結構ラフにグループの今後とか、自分が興味があることとか、ラフにしゃべっていくうちに、だんだん自分の気持ちが整理されていく感覚がありました。

 ただ、日々ありがたいことに充実していると、腰を据えてやめるべきかどうしようかなって考える暇もないうちに、また1年経っちゃったりして。で、次のお仕事に必死に向き合ってみたいなことになってたのもまた事実で。きっとこれからもそうやって過ごしていると、よっぽどのことがない限り、1年で大きくは変わらないんじゃないかなって思うんですよね。そうこうしているうちに自分の気持ちとかも、ついてこれなくなっちゃうんじゃないかなというか。

 どの道に進んでもリスクはある。でも私すごく臆病だし、すごいこれまでも悩んだんですけど、だったら100-0で、これはやめたほうがいいって思えるようになるまで、決断を保留にしてると、きっとタイミングも逃しちゃうだろうし、グループを卒業した後も、楽しみだなって思えるようになった今、ここ数年でどんどん生きるのが楽しみになってきた、このタイミングで一歩踏み出すのが、今の私にできるベストなのかなと、思いました。

 で、そういうのを正直に、事務所にも、Tokyo FMにも言いました。で、全然揉めてないどころか引き留められてもいないし、円満で、とてもびっくりしているのは、やっぱり乃木坂に所属しているからこそ、いろんな方に見てもらえる、いろんな方に存在を気付いてもらえるってこといっぱいあると思うし、その看板を外してもこれまで通り関わってくださるかっていうと難しくなる方もいらっしゃるだろうなって言う覚悟もしてたので、そういう意味でも自信がないから迷ってたんですけど。

 ずっとお世話になっている社長に、「やめようかなと思ってるんです」って話をしに行ったら、本当は突き放されたりしてもしょうがないなって思ってたんですけど、「いいと思う」って言われて(笑)。「いいと思う。寂しいけど、山崎はまあ、これからだからな」って言ってくれて。しかもやめようとしている人間に対してですよ? 「所属しているうちにやりたいことが思い浮かんだら、できる限り力になるから言って」とまで言ってくださって。実際にこれから発表になっていくことだったりもあって。そんな人たちなかなか出会えないって思って。

 そこにいたからこそ、いつも心強い味方でいてくださるファンの皆さんにも出会わせていただけて、ラジオにもご縁があって、今リスナーさんとも出会えて。本当に感謝してますね。うん。やっぱりまだやりたいこともたくさんあるし、好奇心も尽きないし、知らなかったこと、行ったことない場所にもどんどん活動範囲を広げていきやすくなるのかなって思うと、それはそれで楽しみでもあるし。

 自分に対して大丈夫なのかって思う不安はすごくあるけど、それでもそれに負けずにいろんなことにチャレンジし続けられる自分でありたいなと思っています。

 なので、そういった気持ちを伝えるこの時間をくださったTokyo FMの皆さん、番組の皆さんにも本当に感謝しかないですし、ワクワクも失敗も、リスナーさんと皆さんと共有しながら、正直に誠実に今後もやっていきたいなと思っています。ので、どうかこれからもよろしくお願いいたします。『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』略して“ダレハナ”、今週もよろしくお願いします。

〜ここで自身がセンターを務める「錆びたコンパス」が流れる〜

 この曲ずるくない?(笑)。ずるいんだけど、秋元(康)先生、ずるいんだけど、この曲。改めまして、卒業の発表させていただきました。今後としてはまだそんなに決まってないんですけれど。

 グループ卒業後に全てがガラッと変わるかというと、そうではなくて、いったん、アイドルではなくなるのですが、今所属している事務所には引き続きしばらくの間はお世話になりながら、この番組をはじめとするレギュラーのお仕事や連載の多くは、もう本当に本当にありがたいことに続けさせていただくことになりました。なので、そういったことにも励みながら、自分の好きなラジオとか文章を書いてみたり、ずっと何かを学び続けながら、好奇心の向くままに、フットワーク軽く動いていきたいですし、今までやったことないお仕事にもちょっと挑戦してみたいな、なんて思ってます。

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