大谷翔平に1460日間密着 アメリカ人が驚愕したパフォーマンスの秘密に迫る「ショウヘイはとにかく負けたくないのだ」
ロサンゼルス・エンゼルスで活躍するメジャーリーガーの大谷翔平に密着した著書『SHO-TIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男』(徳間書店)が7月12日に日米同時発売。本書の著者ジェフ・フレッチャーのコメント動画、巻頭カラーページ、そしてエンゼルス前監督のジョー・マドン氏が本書に寄せた序文が公開された。
【動画】著者、ジェフ・フレッチャーが日本のファンへメッセージを公開!
同作は、ロサンゼルス・エンゼルスの番記者であるジェフ・フレッチャーが、大谷に1460日間密着して書き綴った初の著書。ジェフが4年間にわたり大谷に密着し捉えた、大谷のアメリカでの活躍の秘密を、ジャーナリストの視点で記している。
日本時代から現在に至るまでの大谷を、メジャーの歴史と照らし合わせながら、アメリカ人が驚愕したパフォーマンスの秘密に迫った本作。MVPという光の部分だけでなく、トミー・ジョン手術によるリハビリなど、日本ではあまり報道されていない一面が余すところなく記されている。
本作の日本での発売にあたり、ジェフが日本のファンに向けてコメントを公開。ジェフは「取材をしてきたわたしにとって1番衝撃的だったのは大谷選手がメジャー入りをして数年間は才能の片鱗(へんりん)を見せていましたが、2021年に見事にすべて組み合わさり野球史上最高のシーズンになるまでの過程でした」とし、「ついに(大谷は)完全に最高の形で才能を開花させた」「その1番の大きな要素は、エンゼルスが彼に対して余計な制限をかけなかったからでしょう」と、番記者独自の視点で見た大谷の活躍につながる秘話を明かしている。
また、エンゼルス前監督のジョー・マドンが寄せた序文にも、2021年のシーズンでの出来事などがつづられている。そこには、「われわれはショウヘイに一切の制限をかけないと決めた」、と大谷の大躍進につながった監督としての当時の決断を告白。「ショウヘイはとにかく負けたくないのだ」、と試合に出ようとすることが大谷の原動力になり、さらなる躍進につながるヒントになっていたことを語った。
『SHO-TIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男』(ジェフ・フレッチャー著)は、徳間書店より7月12日発売。価格は1980円(税込)。
エンゼルス前監督、ジョー・マドンの序文全文は下記の通り。