アイナ・ジ・エンド、緑黄色社会・長屋晴子らのインタビューも ミュージカル『ジャニス』ビジュアル公開
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<長屋晴子(緑黄色社会) インタビュー(※抜粋)>
――今回のオファーが来た時の感想を教えてください。
ミュージカルとか舞台は、もともと見るのは好きで興味はあったんですけど、自分は普段バンドをしているので別の世界だと思っていたんですよ。興味はあるけど、それを言葉にするのも申し訳ないくらい違う世界なんじゃないかなって。そんな感じのところにお話をいただいたので、うれしい半面、自分につとまるのかなっていう不安がすごくありましたね。悩んだんですけど、うちのメンバーとかスタッフがすごく後押ししてくれたので、それもあって頑張ろうと思えました。
――今回の共演者とのエピソードがあったら教えてください。
主演のアイナちゃんは結構何度か顔を合わせていたんですよ。イベントとか番組とかで同じ日になることが多くて。あいさつをする程度だったんですが、実はこのお話が決まってから共演する機会があったんです。その時に、よろしくねっていう感じで深くお話をさせてもらいました。
もともとテレビで見ていたりして、なんとなくこういう子なんだろうなっていうのは思っていたんですけど、それ以上に愛嬌がある感じでした。アイナちゃんからすごい話かけてきてくれたんですけれども、それがとてもうれしかったです。今はこの舞台の話をしてて、なんか今度一緒に作品見ようよとか、勉強会しようよとか、そういう話をしています。
藤原さくらちゃんは、うちのメンバーがすごく仲よくて、その話をメンバーづてに聞いたりしていました。音楽のイベントで同じ日になって、お話ししたことはありますが、深いお話まではまだできてなかったんです。同世代なので今回の共演はすごくうれしいです。
そもそもバンドをやっていると、女性ボーカルが数的に少なくてあまり共演する機会がなかったりするんです。でも今回はすばらしい女性ボーカルの方が1度に集まりますよね。刺激的でしかないなと思っています。いろんなものを吸収して自分の中に取り込んでいきたいなと思います。
――どんな方に見てもらいたいですか?
ブロードウェイ版を見て、どんな人が見てもきっと楽しめる作品だと思ったんです。私のようなミュージシャンや音楽好きな人、音楽をやってる人からすればもちろん勉強になることも多いし、刺激を受ける作品です。でも、全然音楽の知識がない人でも楽しめるシーンがすごくたくさんあるんですよ。なので、むしろ私は、まだジャニスや音楽の歴史を知らない人に見てほしいかもしれないですね、発見がすごくあるんじゃないかと思うんです。すばらしいアーティストがたくさん出てくるので、それを知るきっかけにもなるし、そうじゃなくても単純にすごく楽しめる作品だと思います。
音楽って時代によって変わるじゃないですか。今回出てくるのはR&Bとかブルースとか、今の音楽を聴いてる人からしたら、もしかしたらちょっと耳馴染みのないような音楽かもしれない。でも逆に古いものが新しいものと思えると思うんですよね。その感覚をぜひ味わってほしいなと思います。
――今回出演する意気込みを聞かせてください。
挑戦だなって思っています。これから起こることとか経験することがすべて自分にとってプラスになってくれる気がしていています。きっとこれからのバンドにも影響していくような気がしますし、新しい自分の扉を開く感じで、楽しみです。