第74回エミー賞ノミネート発表 ゼンデイヤが史上最年少記録!『イカゲーム』非英語作品として初
米テレビ界の最高峰「エミー賞」のノミネーションが現地時間7月12日に発表された。Netflixの『イカゲーム』が非英語作品として初ノミネート。『ユーフォリア/EUPHORIA』のゼンデイヤは、プロデューサーとして史上最年少で候補入りし、また2度候補入りした女優としても最年少を記録した。
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最多ノミネートはHBOの『メディア王 ~華麗なる一族~』で、25部門。ドラマ部門作品賞はじめ、主演男優賞2人(ブライアン・コックス、ジェレミー・ストロング)、助演男優賞3人(ニコラス・ブラウン、キーラン・カルキン、マシュー・マクファディン)、助演女優賞2人(サラ・スヌーク、J・スミス=キャメロン)、ゲスト男優賞2人(エイドリアン・ブロディ、ジェームズ・クロムウェル)、ゲスト女優賞3人(ホープ・デイヴィス、サナ・レイサン、ハリエット・ウォルタ)と、演技賞を席巻した。
コメディ部門では、昨年に続きApple TV+の『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』が20部門で最多候補入りを果たした。作品賞ほか主演男優賞、助演男優賞3つ、助演女優賞3つ、ゲスト男優賞2つとゲスト女優賞でノミネートと、こちらも演技賞候補の多くを占めた。
また、『オザークへようこそ』と『令嬢アンナの真実』で、それぞれドラマ部門助演女優賞とリミテッドシリーズ部門助演女優賞にノミネートされたジュリア・ガーナーや、『ユーフォリア/EUPHORIA』と『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』のシドニー・スウィーニーなど、演技賞にダブルノミネートされた俳優も目立った。
授賞式は、現地時間9月12日に米ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで行われる予定。
第74回エミー賞の主なノミネーションは以下の通り。
【ドラマ部門】
■作品賞
『ベター・コール・ソウル』(AMC)
『ユーフォリア/EUPHORIA』(HBO)
『オザークへようこそ』(Netflix)
『セヴェランス』 (Apple TV+)
『イカゲーム』(Netflix)
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(Netflix)
『メディア王 ~華麗なる一族~』(HBO)
『イエロージャケッツ』(Showtime)
■主演男優賞
ジェイソン・ベイトマン(『オザークへようこそ』)
ブライアン・コックス(『メディア王 ~華麗なる一族~』)
イ・ジョンジェ(『イカゲーム』)
ボブ・オデンカーク(『ベター・コール・ソウル』)
アダム・スコット(『セヴェランス』)
ジェレミー・ストロング(『メディア王 ~華麗なる一族~』)
■主演女優賞
ジョディ・カマー(『キリング・イヴ/Killing Eve』)
ローラ・リニー(『オザークへようこそ』)
メラニー・リンスキー(『イエロージャケッツ』)
サンドラ・オー(『キリング・イヴ/Killing Eve』)
リース・ウィザースプーン(『ザ・モーニングショー』)
ゼンデイヤ(『ユーフォリア/EUPHORIA』 )
■助演男優賞
ニコラス・ブラウン(『メディア王 ~華麗なる一族~』)
ビリー・クラダップ(『ザ・モーニングショー』)
キーラン・カルキン(『メディア王 ~華麗なる一族~』)
パク・ヘス(『イカゲーム』)
マシュー・マクファディン(『メディア王 ~華麗なる一族~』)
ジョン・タトゥーロ(『セヴェランス』)
クリストファー・ウォーケン(『セヴェランス』)
呉永洙(『イカゲーム』)
■助演女優賞
パトリシア・アークエット(『セヴェランス』)
ジュリア・ガーナー(『オザークへようこそ』)
チョン・ホヨン(『イカゲーム』)
クリスティーナ・リッチ(『イエロージャケッツ』)
レイ・シーホーン(『ベター・コール・ソウル』)
J・スミス=キャメロン (『メディア王 ~華麗なる一族~』)
サラ・スヌーク(『メディア王 ~華麗なる一族~』)
シドニー・スウィーニー(『ユーフォリア/EUPHORIA』)
【コメディ部門】
■作品賞
『アボット エレメンタリー』(ABC)
『バリー』 (HBO)
『ラリーのミッドライフ★クライシス』(HBO)
『Hacks(原題)』(HBO Max)
『マーベラス・ミセス・メイゼル』(Amazon Prime Video)
『マーダーズ・イン・ビルディング』(Hulu)
『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』(Apple TV+)
『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』(FX)
■主演男優賞
ドナルド・グローヴァー(『アトランタ』)
ビル・ヘイダー(『バリー』)
ニコラス・ホルト(『THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~』)
スティーヴ・マーティン(『マーダーズ・イン・ビルディング』)
マーティン・ショート (『マーダーズ・イン・ビルディング』 )
ジェイソン・サダイキス(『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』)
■主演女優賞
レイチェル・ブロズナハン(『マーベラス・ミセス・メイゼル』)
クインタ・ブランソン(『アボット エレメンタリー』)
ケイリー・クオコ(『フライト・アテンダント』)
エル・ファニング(『THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~』)
イッサ・レイ(『インセキュア』)
ジーン・スマート(『Hacks(原題)』)
■助演男優賞
アンソニー・キャリガン(『バリー』)
ブレット・ゴールドスタイン(『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』)
トヒーブ・ジモー(『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』)
ニック・モハメッド(『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』)
トニー・シャルーブ(『マーベラス・ミセス・メイゼル』)
タイラー・ジェームズ・ウィリアムズ(『アボット・エレメンタリー』)
ヘンリー・ウィンクラー(『バリー』)
ボウエン・ヤン(『サタデー・ナイト・ライブ』)
■助演女優賞
アレックス・ボースタイン(『マーベラス・ミセス・メイゼル』)
ハンナ・エインビンデル(『Hacks(原題)』)
ジャネル・ジェームズ(『アボット エレメンタリー』)
ケイト・マッキノン(『サタデー・ナイト・ライブ』)
サラ・ナイルズ(『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』)
シェリル・リー・ラルフ(『アボット・エレメンタリー』)
ジュノー・テンプル(『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』)
ハンナ・ワディンガム(『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』)
【リミテッドシリーズ部門】
■作品賞
『DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機』(Hulu)
『ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女』(Hulu)
『令嬢アンナの真実』(Netflix)
『パム&トミー』(Hulu)
『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』(HBO)