夫が別人? 妻夫木聡主演『ある男』、SNSで話題の特報“意味深”場面カット到着
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俳優の妻夫木聡が主演を務める映画『ある男』より、特報から切り取った印象的なシーンの場面写真が解禁された。
【写真】里枝(安藤サクラ)と夫・大祐(窪田正孝)が向き合い心を通わす 妻夫木聡主演映画『ある男』場面カット
俳優の妻夫木聡が主演を務める映画『ある男』より、特報から切り取った印象的なシーンの場面写真が解禁された。
第70回読売文学賞を受賞、累計21万部を超える平野啓一郎のベストセラー小説を実写化した本作。主人公・城戸役の妻夫木をはじめ、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、眞島秀和、小籔千豊、仲野太賀、真木よう子、柄本明ら日本を代表する俳優陣が顔をそろえ、『蜜蜂と遠雷』の石川慶監督により映画化となったヒューマンミステリー。
弁護士の城戸(妻夫木)は、かつての依頼者である里枝(安藤)から、里枝の亡くなった夫「大祐」(窪田)の身元調査という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経て、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。そして新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日「大祐」が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が法要に訪れ、遺影を見ると「これ、大祐じゃないです」と衝撃の事実を告げる。愛したはずの夫「大祐」は、名前も分からない全くの別人だったのだ。「ある男」の正体を追い“真実”に近づくにつれて、いつしか城戸の中に別人として生きた男への複雑な思いが生まれていく―。
3月に公開され、妻夫木がナレーションを担当した特報映像では、里枝(安藤)が“ある男”大祐(窪田)と、ともに過ごした幸せな日々が映し出される中、後半では“愛したはずの夫が別人だった”という衝撃の事実が明かされる。また映像内では、L.A.在住のシンガーソングライターKina Grannisによるエルヴィス・プレスリーの名曲「Can’t Help Falling In Love」のカバー曲が、里枝と大祐の関係を描くシーンと見事にマッチし、映像をより深いものへと導く。劇伴を担当した日本映画への参加は初となる台湾の室内楽アンサンブルグループCicadaによる楽曲も使われ、さらに映画の世界観を表している。
場面写真は、里枝から亡くなった大祐の身元調査の依頼を受けた城戸の複雑な表情を捉えたもの、里枝と大祐が向き合い心を通わす場面を切り取ったものなど、今後の物語の展開がより一層気になるカットとなっている。
映画『ある男』は、今秋全国公開。