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『英雄教室』TVアニメ化決定&来年放送 シリーズ累計発行部数160万部突破の学園バトルファンタジー

アニメ

 シリーズ累計発行部数160万部突破の人気ライトノベル『英雄教室』(作・新木伸、イラスト・森沢晴行)がテレビアニメ化され、2023年放送されることが決まった。併せて、キャラクターデザイン・川村幸祐の描き下ろしによる、主人公の超生物な元勇者ブレイドとヒロインで学園の女帝アーネストの描かれたティザービジュアルも公開された。

【写真】 ブレイド&アーネストがデート中!? 『英雄教室』15巻書影

 本作は、英雄の座を降りた元勇者ブレイドが、“フツー”を求めて奮闘する学園バトルファンタジー。

 世界を苦しめる強大な魔王と互角の戦いを繰り広げ、痛み分けによって人類を救った勇者がいた。その名はブレイド。幼い頃から勇者としての素質を認められ、誰もが憧れる存在だったが、ブレイドは魔王との戦いのあと、ダメージによってパワーが減退していく中で、こうも思っていた。“ようやくこれで、一般人になれる!”と。ブレイドは、知り合いを頼って「ローズウッド学園」に入学し、“フツー”の学生としてトモダチを作り、華やかで楽しいスクールライフを満喫しようとする。だが、個性豊かなクラスメートたちやさまざまなトラブル、そして英雄を養成するエリート学校であるローズウッド学園が“フツー”のはずがなく…。

 アニメ化にあたり、原作の新木は「作品が翻案されることは、原作者としての本懐だなぁ、と、しみじみ実感しています。小説のときにはイラストが。コミックのときには時間軸が。そしてアニメのときには動きと声が。それぞれ文字媒体には存在しないものでして。原作者として、いつも新鮮な気持ちでワクワクしています」とコメント。

 原作イラストの森沢は「英雄教室という作品はライトノベルで長く続いてて、随分と多くのキャラを生み出した気がします。そんなキャラたちが画面の中でハチャメチャに動いてくれるのを今から楽しみにしてます!」と期待する。

 監督を務める川口敬一郎は「『英雄教室』は、男女問わず魅力的なキャラクターが沢山登場し、バリエーションに富んだ物語が繰り広げられています。アニメ版では原作の持つポテンシャルを最大限に生かしつつ、キャラクターはより魅力的に、アクションは派手にカッコよく、アニメならではの面白さを追求しています。音響面でも強力なスタッフが参加してくれています。そして、その、アニメーションは、私の古巣、株式会社アクタスで元気に制作中です! バンダイナムコグループの名に恥じない傑作アニメにするべく、日夜奮闘中です! ご期待ください!」としている。

 さらに、コミカライズを担当する岸田こあらは「各キャラを我が子のような気持ちで描かせていただいておりましたので心の底からうれしいです」と喜びを語り、シリーズ構成・脚本を務めるハヤシナオキは「アニメとしてはトラブルあり闘いありの、難しいことはあまり考えず、ただただ楽しんで観ることのできる作品となっています」と、アニメならではの楽しみ方を共有。

 キャラクターデザイン・総作画監督の川村は「考えてみれば今まで色々な作品に携わってきた中で、こういったファンタジー系をがっつりやらせていただくのは初めてなのではないかなと思います。明るく楽しく馬鹿な事もやりつつ、でも決める時は決める、そんな魅力的なキャラ達を描いていければと思っております」と自身の初挑戦への心境を話している。

 アニメ『英雄教室』は、2023年放送予定。

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