『ちむどんどん』優子、4きょうだいに号泣謝罪 「謝らないで」視聴者もらい泣き
黒島結菜がヒロインを務める連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第15週「ウークイの夜」(第74回)が21日に放送され、優子(仲間由紀恵)が暢子(黒島)たち4きょうだいに涙ながらに謝罪する姿が描かれると、ネット上には「謝らないで〜!!」「もう涙涙でダメ」などの反響が巻き起こった。
【写真】母・優子(仲間由紀恵)の話を聞く、暢子(黒島結菜)たち
優子は子どもたちを前に、戦前・戦中・戦後の秘められた過去を語る。最愛の弟・秀夫(阿久津慶人)や家族を亡くし、終戦後に賢三(大森南朋)と結婚した優子は、沖縄で行われている遺骨収集作業を手伝うようになったことも告白する。
今まで話せなかったわけを聞かれた優子は「怖くてたまらなかった…何年たっても、ふと思い出すと泣いてしまうから」と答える。そして優子は「秀夫のことを思い出すと…この腕の中で冷たくなった。うちの腕の中で」と声を震わせて打ち明けると、涙をこぼしながら「ウチだけ、こんなして食べていていいのか、生きていていいのか…終わっていないわけ、ウチの戦争は」と思いを吐き出す。
さらに優子は子どもたちを見ながら「アンタたちには、絶対に家族を亡くすような思いをさせないはずだったのに…」と話すと、賢三が農作業中に心臓発作を起こし急死したことに触れて「賢三さんが、無理をしていたことに気付いてあげられなかった…ごめんね。みんなの大好きなお父ちゃん、守ってあげられなくて…ごめんなさい」と号泣しつつ頭を下げる。
自責の念にかられる優子が涙ながらに謝罪する姿に、ネット上には「お母ちゃん謝らないで〜!!」「優子さんのせいじゃないよぉ」といった声や「優子さんの涙にもらい泣き」「もう涙涙でダメ」「出勤前に目が真っ赤」などのコメントが続出。さらに優子の壮絶な悲しみを体現した仲間の演技に対しても「素晴らしい演技」「圧巻」「圧倒された…」といった投稿も相次いでいた。