『初恋の悪魔』“悠日”仲野太賀、亡き兄との電話で号泣 ネットも共感「涙止まらん」(ネタバレあり)
俳優の林遣都と仲野太賀が主演を務め、坂元裕二が脚本を手がける土曜ドラマ『初恋の悪魔』(日本テレビ系/毎週土曜22時)の第2話が23日に放送され、仲野演じる悠日が、亡き兄と電話で会話をする姿が描かれると、ネット上には「苦しい」「涙止まらん」などの声が相次いだ。(※以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください)
【写真】【写真】悠日(仲野太賀)を詰問する署長の雪松(伊藤英明) 『初恋の悪魔』第2話場面カット
本作は『Mother』『Woman』『東京ラブストーリー』などの作品で知られる脚本家・坂元裕二が書き下ろすミステリアスコメディー。警察署には勤めているが捜査権を持たない男女4人の友情と恋とミステリーを描く。
刑事課では団地で起こった殺人事件の捜査が進んでいた。被害者は、お笑いコンビを組んでいた夕紀夫(内藤トモヤ)。彼の弟で相方でもあった日出夫(六角精児)が、団地内の廊下で胸にハサミを突き立てられて死亡していた兄・日出夫の姿を発見した。
今回も琉夏(柄本佑)は、刑事課の若手刑事・渚(佐久間由衣)のために、悠日や鈴之助(林)、さらに星砂(松岡茉優)を巻き込んで事件の推理を始める。その過程で、コンビでは兄・夕紀夫の方が人気だったことや日出夫が夕紀夫から借金を重ねていたことも判明する。
捜査会議で4人は、日出夫の犯行であることを導き出す。その一方で悠日は被害者と加害者の兄弟を、殉職した兄・朝陽(毎熊克哉)と自分に重ね合わせて複雑な感情を抱える。
事件解決後、悠日は星砂に優秀だった兄へのコンプレックスを告白。さらに亡くなる前日に、兄から電話があったにも関わらず、その電話に出なかったことも打ち明ける。後悔を抱える悠日に星砂は自分のスマホを差し出すと「電話、でな?」と優しく促す。すると悠日はスマホを受け取り「もしもし…兄ちゃん?」と話し始める。果たせなかった“あの日”の電話をやり直す悠日。兄との楽しい思い出話を語っていた悠日の目からは大粒の涙があふれ出す。
号泣しながら「お兄ちゃん…元気にしてる?」と話す悠日の姿が映し出されると、ネット上には「死ぬほど苦しい」「悠日にめちゃ共感」といったコメントや「無理泣く」「リアルすぎてこっちまで涙止まらん」などの投稿が続出。
さらに悠日役の仲野の熱演についても「太賀さんすげぇなぁ…」「やっぱり仲野太賀こういう繊細な演技が上手い」といった称賛が集まり、加えて「坂元さんの真骨頂だな」「流石の脚本だな…」などの声も相次いでいた。