嫌々だけど完璧『シー・ハルク:ザ・アトーニー』最新予告 魔術師ウォンらMCUキャラ続々登場
8月17日よりDisney+(ディズニープラス)にて日米同時配信されるマーベル・スタジオの最新ドラマシリーズ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』より、ヒーローになりたくない主人公“シー・ハルク”が、嫌々ながら高い能力を発揮するユーモラスな最新予告編と新ビジュアルが解禁された。
【動画】『シー・ハルク:ザ・アトーニー』最新予告
本作の主人公は、ヒーローやヴィランたちを相手に弁護をする“超人専門弁護士”としてバリバリ働く、ジェニファー・ウォルターズ。彼女はある日、事故をきっかけに突然“シー・ハルク”の力を手にしてしまい、その強大なパワーに困惑しつつも、弁護士の仕事に立ち向かおうとする姿がユーモアも絡めながら描かれている。
シー・ハルクことジェニファー・ウォルターズ役は、ドラマ『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』でエミー賞主演女優賞を受賞したタチアナ・マスラニー。そして、“アベンジャーズ”のオリジナルメンバー、ハルク(=ブルース・バナー)を演じるのは、『フォックスキャッチャー』『スポットライト 世紀のスクープ』等でアカデミー賞助演男優賞ノミネート歴も誇るマーク・ラファロ。
さらに、『インクレディブル・ハルク』のヴィランとして知られるアボミネーションが本作にカムバックし、同役をティム・ロスが再び演じる。そのほか、ウォン役のベネディクト・ウォンなど、MCUのベテランたちが多数出演している。監督・プロデューサーは、映画『マリー・ミー』のカット・コイロ。
主人公ジェニファーが、望まないのに手に入れてしまったアベンジャーズ最強の力のせいで、さまざまな騒動に巻き込まれていくこととなる本作。サンディエゴコミコン2022にて初お披露目された最新予告編は、ハルクが“怒りのコントロール法”を教えるため、寝ているジェニファーを無理やり起こしちょっとした喧嘩をする、ユーモアあふれる訓練の場面から始まる。「君はこれから何年もかかる旅に出る」と、“ヒーロー”像を教えようとするハルクと、嫌々取り組んでいるのに「どの技も完璧でしょ」と見事に習得していくジェニファー。全てを完璧にこなしてしまう彼女に、「法の世界に戻りたいなら、尊重するよ」といじけた様子を見せるハルクの可愛らしい一面も描かれている。
映像にはそのほか、いまや〈アベンジャーズ〉の中心人物になりつつある魔術師ウォン(『エンドゲーム』、『ドクター・ストレンジ』シリーズなど)や、ハルクのかつての宿敵アボミネーション(『インクレディブル・ハルク』、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』)など、MCUでおなじみのキャラクター達も続々と登場。
「世界は滅亡に追いやられている」と深刻な顔で警鐘を鳴らすウォンに対し、「私は弁護士、(アメリカの法律書の)文書の規定に従う」と涼しい顔で一蹴するジェニファー。さらに、さまざまな能力をもつ超人たちが裁判所を訪れ、その中にはあの“ヒーロー”らしき姿も。終盤では、着々と人気者になっていく〈シー・ハルク〉の活躍を目にしたハルクが「君に嫉妬しているのかも」と、かつての自分と重ね合わせ複雑な表情を見せる姿も収めている。
新ビジュアルは、主人公ジェニファーが、シー・ハルクの顔が描かれたベンチに腰掛けて微笑む姿を切り取ったもの。アベンジャーズ最強とされる<ハルク>の力を持ちながらも、弁護士として働き続けるジェニファーのユニークなキャラクター性を表現している。「私はヒーローじゃない」と葛藤し、仕事、恋愛、友人関係に奮闘するジェニファー。MCUに新たに誕生する新ヒーロー、シー・ハルクが繰り広げる、これまでにない予測不能な法廷コメディ・アクションに期待したい。
『シー・ハルク:ザ・アトーニー』(全9話)は、Disney+(ディズニープラス)にて8月17日16時より日米同時配信。