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ブラッド・ピット、初体験の厄祓いに涙目「全てが美しかった」

映画

映画『ブレット・トレイン』厄除けイベントに登場したブラッド・ピット
映画『ブレット・トレイン』厄除けイベントに登場したブラッド・ピット クランクイン!

 映画『ブレット・トレイン』のプロモーションで3年ぶり14度目の来日を果たした俳優のブラッド・ピットが22日、映画の大ヒットを祈願して、都内・高野山東京別院で 厄除けを初体験。祈祷後のQ&Aイベントで「軽い気持ちで臨んだが、涙目になるくらい美しかった」と感想を語った。この日は、共演のアーロン・テイラー=ジョンソン、デヴィッド・リーチ監督、プロデューサーのケリー・マコーミックも出席した。

【写真】祈祷を初体験するブラッド・ピット

 縁結びのお寺としても有名な高野山東京別院。今年、前厄であるブラッドは、本堂に入ると、吹き抜けの荘厳な仏教空間を見渡しながら、さすがに神妙な面持ち。燃え盛る炎の迫力に圧倒されながら護摩祈祷が始まると、改めて思いを込めるように目の前に繰り広げられる儀式をじっと見つめながら、大ヒットを祈願。

 祈祷後、本堂前で行われたQ&Aイベントに登場したブラッドは、「とにかく私はびっくりしています。というのも、レディバクという映画の中のキャラクターがものすごく悪運が強く、ツキのない男なので、『日本で厄除をやったら楽しいんじゃないか』と軽い気持ちで臨んだんです」と経緯を吐露。ところがこの寺に来て、実際に厄祓いを経験し、驚きを隠せないブラッドは、「お寺も美しく、祈祷も美しく、とにかく全てが美しい体験でした。お坊さんたちも本当に素敵で、少し“涙目”になってしまいました。今、すごく感動しています!」と興奮気味に語った。

 そんなブラッドの祈祷を後ろから見守っていたアーロンは、「とにかく圧倒されたという感じですね。私は初来日なので、今回の祈祷は、予想もしなかった素晴らしい体験でした。この映画で日本に来られたこと、本当に光栄に思いますし、こういう素晴らしい時間を皆さんと共有できたことをとても嬉しく思います」と真摯(し)に答えた。

 最後に、3年ぶり14回目の来日を果たしたブラッドは、「厄祓いもそうですが、日本の文化、そして日本という国自体が美しい。ですから、ファンの皆様に心の底から“どうもありがとう”と伝えたいです」と笑顔で締めくくった。

 本作は、伊坂幸太郎のベストセラー小説『マリアビートル』(角川文庫)を基に映画化したアクション超大作。日本を舞台に、新幹線に乗り合わせた殺し屋たちの任務と因縁が交錯していく様を描く。厄祓いには参加しなかったが、共演の真田広之もブラッドらと共に来日(帰国?)を果たしている。

 映画『ブレット・トレイン』は9月1日より全国公開。

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