磯村勇斗、ヤンキールックが似合いすぎ！ 『さかなのこ』総長の場面写真解禁
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日本中の誰もが知るあの“さかなクン”の半生を、主演のんと監督・沖田修一がユーモアたっぷりに描く、沖田作品の集大成とも言える映画『さかなのこ』から磯村勇斗演じる総長の場面写真が解禁された。
【写真】磯村勇斗、元祖ツッパリで登場！
原作はさかなクン初の自叙伝「さかなクンの一魚一会〜まいにち夢中な人生！〜」（講談社刊）。子供の頃からお魚が大好きだったさかなクンが、たくさんの出会いの中で、やがて“さかなクン”になるまでを描いた原作を、劇作家や映画監督でもある前田司郎が、フィクションも織り交ぜながら沖田監督とともにシナリオとして大胆にアレンジ。主演を務めるのは、のん。子供のように天真爛漫で好きなことに一直線、周囲の人間をいつの間にか幸せにする不思議な魅力に溢れた主人公“ミー坊”を、性別の垣根を越え生命力いっぱいに演じ、先日原作者のさかなクンも“ギョギョおじさん”としての出演が発表され話題となっている。
今回解禁された場面写真では磯村が演じる主人公・ミー坊の通う高校で、不良たちを束ねる“総長”役として、元祖ツッパリ姿で登場した。昨年公開の『ヤクザと家族The Family』で演じた半グレのリーダーや、大きな話題を呼んだ『東京リベンジャーズ』の入れ墨闇堕ちアッくんなど、様々な不良役で鮮烈な存在感を放った磯村が今作では昭和感あふれる学ランとヤンキールックを披露し、ツッパリらしいイキがったワルさはもちろん、高校生ならではの青さものぞかせる見事なハマり“ブリ”が感じられる。
ミー坊と総長は普通であれば決して交わることのない両極端なタイプながら、劇中では“おさかな好き”という意外な共通点でつながり、絆を深めていく。ミー坊の純粋さを前にワルぶることが出来なくなってしまう性根の優しさが愛らしい役柄だ。実に沖田監督らしいキャラクターを演じた磯村は「最初に台本を読んだ時、しばらく心がホワホワと優しい気持ちになりました。何かを猛烈に好きになり夢中で追いかけたくなったら、たとえ周りと違っても突き進んでいい、それが個性なんだ、と教えてくれている気がしました。本作に総長という役で参加させて頂き、とても楽しい時間を過ごしました」と振り返っている。
映画『さかなのこ』は9月1日より全国公開。
