レオナルド・ディカプリオ、若く見えすぎてジェームズ・ディーン映画がお流れになっていた
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『レヴェナント:蘇えりし者』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で知られるレオナルド・ディカプリオ。かつて、年齢よりもさらに若く見えてしまうために、ジェームズ・ディーンの伝記映画がお流れになっていた過去が明らかになった。
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アル・パチーノとロバート・デ・ニーロ共演の『ヒート』やトム・クルーズ主演の『コラテラル』で知られる巨匠マイケル・マンが、Deadlineのインタビューに登場。1995年に、ハリウッドのアイコン、ジェームズ・ディーンの伝記映画を手掛けたものの、お流れになってしまった過去を明らかにした。
「脚本が素晴らしかった。そこでジェームズ・ディーンを演じられるヤツなんているのか?という話になったんだが、演じられそうな若いのを見つけた。だけど彼は若すぎたんだ。それがレオだよ」と振り返った。
「スクリーンテストをしたら、とても素晴らしかった。確か当時彼は19歳になってたはず。ある角度から見ると、彼はジェームズ・ディーンを掴んでいた。輝いていた。ある一方向に顔を向けると、ジェームズ・ディーンの姿が見えたんだ。だけど違う方向に顔を向けると違うんだ。子どもじゃないかと思った。3年後には完璧に演じられるだろうと思ったよ」という。
しかしマン監督はこの後代わりに名作『ヒート』に取り掛かってしまったため、ジェームズ・ディーンの伝記映画は実現することがなかったとのこと。
Peopleによると、レオ自身も2016年にインタビューで「若く見えたから」ディーン役を逃したと明かしているそう。
「18歳のころだったと思うけど、マイケル・マンとスクリーンテストをしました。結果は上々でした。『ジャイアンツ』のシーンを観てから、カウボーイハットを被って車の後ろに座るよう言われました。ですが、当時僕は若かったうえに、さらに幼く見えるタイプでした」。「しばらく待つことに決めましたが、僕は本当に若く見えたので…」と当時を振り返っていたそうだ。
ちなみにマン監督は、今回のDeadlineのインタビューで「レオは今でもボーイッシュですが…」と聞かれると、「彼は僕のために、丁重にジェームズ・ディーンの企画を台無しにしてくれたね」とジョークで返している。