竹内涼真、仕事のストレスは“パワー”「利用する努力をしながら頑張っています」
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俳優の竹内涼真と横浜流星が18日、都内にて開催された映画『アキラとあきら』公開直前イベントに出席。仕事を通して感じるストレスや悩みをどう乗り越えているか、竹内と横浜が語る一幕があった。
【写真】竹内涼真&横浜流星全身ショット
本作は対照的な宿命を背負った2人の若手銀行員が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう姿を描く感動巨編。原作は池井戸潤の同名小説で、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛<アキラ>を竹内、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬<あきら>を横浜が演じる。
銀行員を演じるにあたって、作品に入る前に共に銀行について学ぶ機会があったという竹内と横浜。苦労はあったかと問われた竹内は「もちろん難しい部分はあるんですけど、この作品の1番大切な部分って難しい言葉とか難しいやりとりではないので」とし、「(大切な部分は)アキラとあきらの2人がどうお互いを求めあって社会人ならではの壁を乗り越えていくか」と続けた。
この日のイベントには、社会人1年目から10年目の観客が来場。観客からキャストへ質問をする時間が設けられると、「理不尽や辛いこともあると思うが、どう乗り越えてきたか」とたずねられた竹内が「1番大事なのは自分だと思うんですよ。乗り越えなければいけない壁は、上司のためでもないし周りのためでもなくて自分のため」と答え、「ストレスも辛いことも利用しちゃえばいいと思うんですよね。僕は今そうしていて、それを逆にパワーにして利用する努力をしながら頑張っています」と考えを明かした。
また横浜は「僕はありがたいことに好きな仕事をやらせてもらっているので、贅沢だなと思っているし、そこで悩んでいる暇はないんです」と答えると、さらに「あとはネガティブな意味じゃなくて、どうせ(いつか)死ぬと思っているので…。人生は1度切りしかないので、そう考えると悩んでいる暇はないし、今目の前にあることを全力でやろうと思えて。明日亡くなる可能性だってあるかもしれないので、そうなった時に後悔して人生終わりたくない。後悔しないように生きています」と人生観を語っていた。
映画『アキラとあきら』は8月26日より全国公開。