『ちむどんどん』田良島、和彦と涙の別れにネット賞賛「なんて情け深いんだ!」
黒島結菜がヒロインを務める連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第19週「愛と旅立ちのモーウイ」(第95回)が19日に放送され、新聞社を退職する和彦(宮沢氷魚)を涙で送り出す田良島(山中崇)の姿が描かれると、ネット上には「なんて情け深いんだ!」「理想の上司だ!」といった反響が巻き起こった。
【写真】「あまゆ」で暢子(黒島結菜)たちの送別会が開かれる 『ちむどんどん』第95回場面カット
店舗の物件も決まった暢子(黒島)は、夫の和彦と共に、下宿していた居酒屋「あまゆ」を去ることになる。ある日、あまゆで暢子と和彦の送別会が催されると、そこに和彦の上司・田良島から電話がかかってくる。
新聞社では和彦が暢子らと共にねずみ講ビジネスを続ける男たちの元に乗り込んでいったことが問題となっていたのだった。そのため、和彦は編集局長・笹森(阪田マサノブ)から「責任をとって退職届をかけ!」と迫られる。やりとりをそばで見ていた田良島は「俺が責任とります」と自分が退職すると主張。新婚の和彦に対して「お前はいま無職になるわけにはいかないだろ」と身代わりになろうとする。
身をていして和彦をかばおうとする田良島の言動に、ネット上には「え、待って待って田良島さんっ!?」「田良島さん!やめないで!」「どこまでもいい人すぎるてなんでやねん」などの声が続出。
恩師・田良島に迷惑をかけたくないという思いから、和彦は退職を決意。退職の挨拶にやってきた和彦に、田良島は背中を向けて作業をしながら「ちょくちょく顔出せ。なんでも相談に乗る」と声をかける。和彦は、田良島も上層部から目をつけられていると話しつつ、これ以上迷惑をかけたくないがために「僕は東洋新聞社とも田良島さんとも関係ないですから」と応える。
すると、田良島は机を叩き「関係ないなんて言うなよ」とポツリ。立ち上がって和彦の胸を軽く拳で叩いた田良島は、涙を流しながら「2度と言うな」と語りかけてその場を離れるのだった。
和彦と涙の別れとなった田良島の姿に、ネット上には「田良島さんなんて情け深いんだ!」「心意気が、この人がめちゃくちゃかっこいい!」「素敵すぎる 理想の上司だ!」といったコメントが相次いだ。